赤ちゃんの性格はいつ決まる?遺伝で決まる?育て方で変わる?

「氏か育ちか」
昔から議論されている永遠のテーマですよね。

そもそも、ドナーのように同じ遺伝子をもった人物を2人用意し、
全く違う環境で育てるという機会が倫理的違反になりますし。

赤ちゃんの性格はいつ決まるのでしょう。
遺伝や育て方で変わるのでしょうか。

私の個人的な体験から、わかる範囲で書いてみたいと思います。

赤ちゃんの性格はいつ決まるの?

赤ちゃんの性格は遺伝、育て方

昔からの研究、主張

私は大学で心理学を専攻していましたので、4年間性格分析もかじりました。

古代ギリシャ時代、体液気質理論を提唱したガレノスは、

人間の「体液の種類」、血液・粘液・胆汁・黒胆汁の比率によって人間の基本的な性格パターンが決定される

と主張しました。

体液で性格分析とは!かなり驚きですね。

クレッチマーは

個人の「体型」で性格が決まるという論をうちだしていました。

肥満型なら循環気質
やせ型なら分裂気質
筋肉質なら粘着気質

といったように。

ユングの性格分析では、

人間の性格を外向性・内向性という2つの心理的態度に分け、
思考・感情・感覚・直感の4つの精神機能と組み合わせることで人間の性格を理解しようとしました。

古代ギリシャ時代から現代にさかのぼるまで人間の性格に心理学者は大いに関心をいだいて分析してきたわけです。

ここに2人の子どもがいるとします。

Aの子ども

Aは生まれたときからよく動く子で、猪突猛進、怖いもの知らず、
かなり積極的でヤンチャです。

学校に通い出してからも周囲に友達がたくさんいて、
ヤンチャが過ぎて先生から電話が家にかかる始末。

Bの子ども

Bは、生まれたときから手がかからず、おとなしく、
いわゆる優等生で、先生から好かれるタイプ。

幼稚園では優等生で、模範生としての位置づけを確保。
いつも生徒達の見本になっている。

この子達は、実は、2人とも私の子どもです。

同じ兄弟でも、真逆といえるほど性格が違うのです。

上の子は友達が多く、学校1ヤンチャの外向性タイプ、
下の子は友達は少ないけど先生から優等生、模範生として好かれる内向性タイプ

といったところでしょうか?

なぜ同じ兄弟なのにこんなに違うのでしょうか?

遺伝子が兄弟でも相違があるので当たり前と言えば当たり前ですが。

私自身は、躾にまったく差をつけていません。

上の子はヤンチャに育てよう、
下の子は優等生に

という意識も全くしておらず、気がついたら・・・という感じでした。

ですので、赤ちゃんのベースの性格は、生まれたときからといえるでしょう。

赤ちゃんの性格は遺伝で決まっている?それとも育て方で変わる?

また、勉強面でも
上の子は教えればなんとか出来るといったところが、
下の子は、特に教えなくても幼稚園なのにすらすら複雑な計算ができる

といったところにも驚きを覚えました。

しかし1つ疑問があるのは、
下の子は優等生ですが、おそらく小さい頃から上の子の行動を観察しているわけです。

また、自然と計算問題や勉強道具が物心ついた頃から家にあるわけで、
自然と文字も覚えていった、つまり環境が優等生にさせた・・・のかもしれないという推測は出来ます。

要するに、生まれたときから5才に至るまでのプロセスで、
環境に大いなる差があったことは確かです。

しかしこれは一概にはいえません。
なぜなら、上の子が優等生タイプ、下の子がヤンチャタイプという兄弟もいるからです。

しかし、実践的に下の子の性格を積極的に変えることに私は成功しました。

【少し消極的から徐々に積極的に】

下の子は優等生でしたが、少し消極的なところがありました。
私から離れず、モジモジするところがありました。

私自身、
もう少し積極的に厚かましいぐらいでいいから人に自分からアクションかければいいと思い、

たくさんのお友達をよんだり、
また積極的な上の子の友達が毎日家にきて遊ばせたり、
環境を賑やかにして、

人との関わり合いを積極的に持たせるよう整えました。

そういうことが何年か続き、
今では、積極的に物怖じしないで、大人に話しかけるようになりました。

先日も私に相談せず、自分がほしいと思ったのか、
ショッピングモールで、風船を作り配っている男性に、
「風船欲しいのでください」と主体的に行動し、伝えていました。

以前ではモジモジして、私の後ろに隠れるような子どもでしたが、
これはおそらく、環境の影響だと思います。

ですので親御さんは、このような性格に近づいて欲しいと思ったら、環境を整えてあげてください。

しかし、持って生まれた性質を大事にして、
それも生かしつつ、あまり無理せず最善の環境を与えてあげましょう。

まとめとして、

学術的には、物理的に検証することが難しいので、氏か育ちかは未知数です。

しかし、私の経験から、

持って生まれたベースの性格はあるが、
環境を整えることで、性格もかわることが可能

ということでした。

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