毎日家事育児、働いている方にとっては仕事と、大変ですよね。
そんななか、子どもへの愛情の注ぎ方がわからないお母さんもいるのではないでしょうか?
愛情不足だったら、子どもの将来にどう影響するのか?
時々すごく不安になり、自分の育児や子育てに自信がもてなくなりますよね。
今回は「愛情」というつかみ所のないものに対して、書いていきます。
子どもへの愛情不足は将来どんな影響がある?
子どもへの愛情不足は将来どんな影響があるのでしょうか?
よく、凶悪犯が捕まったときに、テレビなどでコメンテーターや心理学者が、凶悪犯の生育歴を分析して、
「これは親の愛情不足のせいもありますね」
とか批評します。
世間で言われている愛情不足で育った子どもの将来は、
- 不良になったり
- 不登校になったり
- 犯罪者になったり
するなど、嘘か真実かわからない情報に振り回されるのです。
そんなメディアの情報から不安になり、
自信をもてなくなるお母さんもいるのではないでしょうか?
でも、愛情不足で育った偉人はたくさんいるのです。
お母さんと子どもの間に基本的信頼を構成できる時期が6ヶ月から1歳半までともいわれます。
その時期に、
- お母さんが出て行ったり
- 死別したり
- 養子に出されたり
- お母さんがいてもあきらかに愛着障害で育った
にもかかわらず、歴史に名をのこした偉人は
太宰治、ヘミングウェイ、川端康成、ルソーなど。
作家に多いですね。
おそらく心理的に解決できない愛情不足を、
作品で表現することによって、浄化して至ったのだと思います。
しかし本人にとっては相当しんどかったのだと思われます。
なるべく本人が大人になって、自信に満ちた自立した性格になるにはやはり、愛情が大切です。
一般論として、愛情不足に陥った時の問題行動を書いてみます
愛情不足で育った子ども 幼児~小学生くらいになると・・・
自分に自信が無いから、いじめに加担しやすくなる
夜泣きやおねしょ
爪噛みや指しゃぶり
コミュニケーションが苦手
精神発達のおくれ
不登校
自尊心がない
■愛情不足で育った子ども 中学生~高校生くらいになると・・・
学校に行かない(不登校)
たばこを吸ったり、飲酒するようになる
万引きやいじめの加害者、いじめの被害者になる
親や先生に暴力を振るう
家庭内暴力
自宅に帰ってくるのは深夜
親の言うことを聞かない
■愛情不足で育った大人になると・・・
自分を大事にする気持ちに欠ける
人との距離感がわからないので失職したり恋愛がうまくいかない
対照的にナルシストになる
依存症傾向になる
ストレスに弱い
うつや不安障害になりやすい
神経質で潔癖症
などがあげられます。
あくまで一般論として言われていることに過ぎませんが、
こうしてみると、やはり愛情は生きる上での基盤なのですね。
子どもへの愛情の注ぎ方がわからない、どんな方法がある?
ですからまず、
愛情を注げないと悩んでいるお母さんは、自分を愛してあげましょう。
愛情を注げないと悩んでいるお母さん自体が、
親から十分な愛情を受け取った実感がなく、自分の子どもに対してもどのように愛情を注げばいいのかわからなくなっている場合が多いのです。
そして、このサイトを読んでいる方は、全く子どもに関心がないのではなく、
自分の愛情不足に何かしら悩んでいるからこそ、その時点で母親合格なのです。
自分自身への愛情を忘れてはいけません
愛情を与えようと必死になるお母さんがいます。
しかし無理に顔をひきつらせて子どもをだっこしても子どもは見抜きます。
表面的に体裁を整えても、子どもは繊細なのでわかります。
まずはどんなだめな自分でも、お母さん自身がお母さんを認めてあげてください。
「これでいいんだ、これがわたしなんだ」
とうけとめていくことで余裕が出てきます。すると、だんだん子どもにも愛情がわいてきます。
- 基本は、自分で自分を抱きしめること。
- 自分で自分を受け入れること。
実際の親からは、抱きしめられたことも、受け入れられたことも少なかったかもしれません。
しかし、他人と過去は変えられません。
今できることはお母さん自身が、自分を愛してあげてください。
子どもと共に自分も成長する
子どもを受け入れられない、愛せないという自分も含めてありのままをみつめてください。
「あ、私、子どもを愛せてないんだな」
という自分もありのままに見つめてください。
親も子どもも長い時間を掛けて共に成長するのです。
自分が満足で幸せだと納得できたらいいのです。
そんなお母さんをみて、子どもも落ち着いてきます。
時間はかかるかもしれませんが、ゆっくり長い目で自分を愛しましょう。
そうすれば子どもへの愛情も自然とわいてきますし、
子どもは子どもで、余裕の出たお母さんを子ども達はちゃんと見抜いて愛情を得ていきます。
子どもと友に、自分を抱きしめながら子どもと共に成長していきましょう。
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