桜島。
世界でもめずらしい活火山で、マグマの息ずかいを身近に感じることができます。
桜島は鹿児島市街地から、フェリーで15分の観光スポットのため、レンタサイクルを借りて島一周にチャレンジする人も多いです。
では、その一周に掛かる時間や距離はどの程度なのでしょう。
観光できる場所はあるのでしょうか?
桜島の一周の距離、自転車での時間は?
桜島の外周は、およそ36Km。
車で走ると一時間ほどで一周できます。
自転車ならば、人にもよりますが4時間ほどで一周できます。
地元の高校では、「桜島遠征」といって、徒歩で桜島一周にチャレンジする
学校行事もあるほどです。
アップダウンも場所によってはありますが、天気の良い日に、のんびりサイクリング
するにはちょうど良い距離です。
桜島フェリーは、24時間運航していて、日中であれば15分間隔で鹿児島港と桜島港
を結んでいます。
料金も大人片道160円、自転車の持ち込みはプラス110円ととってもリーズナブル。
桜島港の近くに、レンタサイクル屋さんもありますので、手ぶらでフェリーに乗り込んで、
そのまま自転車で一周もできます。
レンタル料は1時間300円。
レンタサイクルなので、スピードはそんなに出ませんが、
ゆっくり観光を楽しめます。
桜島を一周するならどっちから?観光場所は?
フェリーで上陸、レンタサイクルの手続き完了。 レッツGO~!
と、その前に。
一周するのに、あなたは、右回りでいきますか?、それとも左回りでいきますか?
どちらも距離は同じ、かかる時間も同じですが、
地元の人がおすすめするのは、
右回りのようです。
桜島の観光場所は、島の南側に多く集中しています。
桜島港をスタート地点とした場合、左回りのほうが、島の南側にすぐにいけます。
そこで、体力に自信のない方や、観光の時間に余裕のない方は、左回りがおすすめです。
観光場所を効率よく回れるので、時間の都合や体の調子が悪くなって、引き返さないと
いけなくなったときでも、ポイントになる観光場所は、見ることはできますからね。
では、地元の人が、右回りをおすすめする、そのわけはなんでしょうか?
桜島港をスタートしていきますと、進行方向左手に、海「錦江湾」をながめながら、
右手には雄大な桜島を望みながら、ゆっくり平坦な道をしばらく進むことができます。
左回りの場合は、スタートしてしばらくは、上り坂を頑張って進み、観光場所を目指します。
最初は体をならすためにも、あまり負荷をかけないほうがいいですよね。
右回りならまずはゆっくり、桜島を体感しながら、観光場所を訪れられます。
観光場所と言いますと、右回りで行った場合、
・白浜温泉
地元の方も多く通う温泉施設です。源泉かけ流しを楽しめます。
・黒神埋没鳥居
大正の大噴火で3mあった鳥居が、笠木部分の1mを残し、火山灰で周りのものが
すべて埋めつくされた神社。
後世に噴火の記憶残すために、噴火直後の姿がそのまま残されています。
・有村溶岩展望所
大正溶岩原に作られた展望所。現在活動している昭和火口の爆発音が聞こえることも。
・叫びの肖像(赤水展望広場)
2004年。長渕剛のオールナイトコンサートの会場跡地に、溶岩を使ってモニュメント
が制作されました。
・「桜島」溶岩なぎさ公園足湯
全長約100m。天然温泉の長~い足湯。広い芝生も広がる公園です。
錦江湾、桜島を眺めながら足湯で一休み。
・「国民宿舎レインボー桜島」(桜島マグマ温泉)
宿泊・レストラン・売店などの総合施設。
日帰り温泉としても利用できます。家族風呂もあります。(※要予約)
等‥がありますが、なんといっても、桜島でしか見れない風景、体感できる自然そのもの
すべてが、観光場所となっています。
サイクリングで疲れた体を、温泉や足湯で癒すのも右回りの場合、最後の楽しみとして
とっておけるからでしょうね。
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