子供がテレビを近くで見るときの対策は?視力への影響は?

子どもはいつの世もテレビが大好き!

だから、ときにテレビ画面に
張り付くような勢いで見ていることがあります。

親としても、ついついテレビを子守り代わりにしてしまいます!

子どもが好きな番組やお気に入りのDVDを見せておけば、
その間に料理を作ったり、洗濯ものをたためたり、何かと家事がはかどります。

でも、あまり近くで見せていていいものか・・・気になりますよね。
とくに、視力への影響が・・・

子供がテレビを近くで見るときに出来る対策にはどんなものがあるのか?
また、そもそもテレビを近くで見ると視力にはどんな影響があるのか?
分かりやすくお伝えして行きたいと思います!

子供がテレビを近くで見るときに出来る対策とは?

子どものテレビ、視力への影響

まず、子どもがヨチヨチと自分で歩けるようになった
だいたい1~3歳くらいのお子さんが
一番心配ではないでしょうか?

子どもがテレビのそばに寄るたび、「ダメよ!」「離れなさい!!」
なんて言っても聞くわけがありません。

見たいのに、いつも叱られていたら、
お子さんだって、ストレスがたまります。

ならば、テレビに近づけないようにするのが一番です。

一般的に、テレビからは「2m」は離れた方が良いと言われます。
(昭和世代は、3ⅿってよく言われてましたけど(笑))

または、テレビ画面の縦の長さの3倍とも言われます。

これは、たとえば、「32インチ」テレビでしたら、
だいたい1.2ⅿくらいです。

少し近すぎる気もしますが・・・
どうせなら、2ⅿ以上でいかがでしょうか?

出来る対策として

バリケードを置く

その範囲のところにバリケードといったら大げさですが、
お子さんが割って入れないような、柵を置くのが良いでしょう。

子供用サークルを置く

または、子供用サークルの中に入れておくかですね。

柵は柔らかい素材のものならいいですが、硬い素材であれば、
過度にクッションを付けるなどして安全対策もお忘れなく!

テレビで興奮して飛んだり跳ねたり、
ダンスしたりするかもしれませんからね。
楽天でこんなものが見つかりました。

https://item.rakuten.co.jp/kidsmio/ot-gg9/
ちょっと値は張りますが、高さの調整も出来ますし、
子どもの成長に合わせてソファーやマットにもなるようです。

Amazonではこちらも人気のようですね。

ベビーサークル ミュージカルキッズランド

テレビ専用椅子を作る

また、しつけの意味でも、
「テレビ専用イス」を作るのもいいかもしれません。
あくまで怒らずに、優しくいい聞かせながら、
「ここに座って見ましょうね」と。

そして、出来たらすかさず毎回ほめる。
もし兄弟がいれば、一番上の子がこれができると、下の子たちはだいたい
右へ習えで習慣となります。

子供がテレビを近くで見ると視力にはどんな影響がある?

テレビ画面っていくら大きくても、たかが知れています。

野原や公園で伸び伸び遊ぶ時に比べれば、その視界の範囲は、
とってもとっても、狭いと言えます。

そして、テレビとの距離は長時間ほぼ一定ですから、
おのずと目はほとんど動かなくなります。

お子さんの目は緊張状態にさらされて、
いわば目の運動不足状態におちいるわけです。

これが、視力低下をもたらすと言われます。

もし、お子さんが

「極端にテレビ画面に顔を使づけている」
「目を頻繁に細めている」
「顔を傾けたり、横目で見ている」

という様子があれば、早めに眼科につれて行きましょう。

近視ならまだいいのですが、小さい時に乱視や遠視になると
視力が育たなくなる弱視になる可能性が出てきますので、
注意が必要なのです!

ブルーライトも気をつけて!

また、最近しきりに言われるようになった
「ブルーライト」の影響も要注意です。

LEDを使用しているものからは、電球だろうが、
スマホだろうがPCだろうがテレビであろうが・・・
特にブルーライトが多く含まれています。

ブルーライトは、紫外線と波長が近い
「380~500ナノメートル」の光で、
可視光線の中でも非常にエネルギーが強く、
網膜にまで到達します。

子どもの目の水晶体は大人に比べて濁りが無くてクリアなので、
よりダイレクトにブルーライトの影響を受けやすいのです。

短い波長のブルーライトは、
散乱しやすいので網膜の手前で像がぼやけます。

知らず知らずのうちにカメラで言うところの
レンズ調整を頻繁に行い、
目の中の毛様体筋を疲労させてしまいます。

例えば、太陽光の白色は、
虹の七色のような多くの光の融合で、作りだされますが、

LEDの白色は、「青と黄」のたった2色のみで作りだされるために、
「青」の比率がとても多くなるのです。

この理屈により、スマホやPCそして最近のテレビなどは、
よりブルーライトを多く放っているのです。

このブルーライトを夜になっても目の中に入れると、
脳はまだ昼間だと勘違いして、
睡眠物質の「メラトニン」を分泌しなくなるので、
眠りにくくなることもあります。

そうなると、今度は親にとっても睡眠不足状態におちいる危険性が出てきます。

まとめ

テレビは、有益な子育てのツールでもありますが、
その使い方を間違えると、子どもだけでなく、
親にまで悪影響が出てくることにもつながります。

そして、先々お子さんの昼夜逆転現象にも
発展してしまう可能性もあるので、注意して行きたいものです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。