新築の一戸建てを買ったり、庭付きの賃貸アパートを借りたりすると、バーベキューをやりたくなる方も多いかと思います。
しかし、これに対して近隣の方にとって迷惑な場合も多々あります。
洗濯物に煙の臭いがついたり、うるさくて赤ん坊を寝かせられなかったり。
果たして、バーベキューはどれだけ近所に迷惑だと思われているのでしょう。
また、煙の臭いや騒音については対策は出来ないのでしょうか。
バーベキューを庭でやるのは近所迷惑?
バーベキューを庭でやるとなると、気になってしまうのが隣近所からの視線や苦情です。
実際に近所のバーベキューについて以下のような意見がちらほら見受けられます。
・肉の臭いと油の混じった煙が飛んでくるせいで、洗濯物や部屋にもにおいがつく
これは、やはり炭を使って行うバーベキューの宿命といってもいいかもしれません。
バーベキューの時期は、ゴールデンウィークや夏休みなど、窓を開けて過ごせる季節が多いため部屋にまで煙が入ってきてしまうようです。
・子どもが騒いでいたり、大人もお酒が入っているので声がうるさい
これは、騒音として近所からとても嫌がられるかもしれません。
小さな子どもや赤ちゃんを寝かしつけている家庭があれば、その迷惑は想像に難くありません。
・夜遅くまでやっているので単純に迷惑
これはやはり、22時以降などの深夜と呼べる時間まで騒いでいたら、バーベキューでなくても迷惑で非常識な行動でしょう。
バーベキュー云々ではなく、単純にご近所づきあいにおけるマナー違反になってしまいます。
他にも、
- 毎週バーベキューを庭でやるのはやりすぎ
- 狭い住宅街はバーベキューに不向き、せめて一定の距離を置いた場所でやってほしい
など、バーベキューに頻度や敷地の広さについて言及する声もあります。
以上のような非難の声が多数出ているため、庭でバーベキューをやりたい家庭は肩身の狭い思いをしているのが現状です。
ただし、法律や条例などでは特に禁止されているわけではなく、自宅の庭でやる分には構わないというのがせめてもの救いになりそうです。
(河原や公園は条例で禁止されている場合もあります。また、消防法により野焼きも禁止されていますのでご注意を。)
しかし、モラルの問題、近所からの評判の低下、騒ぎすぎると通報の可能性もあるため、やはり十分注意しておきたいところです。
そうした問題を避けるためには、
庭でバーベキューをする旨、近所へ連絡、挨拶をきちんとしておけば、あとあと問題が起きる可能性も最小限に抑えられます。
何日の何時ごろにやるのかを正確に伝えておけば、相手方もその時間はどこかに出かけようなど予定が立てやすいです。
さらに洗濯物を取り込んでおく余裕もあるため、臭いの問題もクリアできそうです。
さらに付け足すなら、バーベキューを始める前に洗濯物が出ている家に一度伺いを立てておくといいでしょう。
次に会った時のお礼のあいさつも忘れないようにしましょう。
これらの準備が出来れば、心置きなく庭でバーベキューができるというものです。
ですがそれでも苦情が来る可能性もありますので、以下の2点には気を配るようにしましょう。
- 煙の臭い
- 騒音
です。
これら2点をできるだけ抑えることができれば、庭バーベキューのハードルはグッと下がります。
次で詳しく見ていきます。
バーベキューを庭でやる際の煙対策は?
庭でバーベキューをやるときの煙対策については3点あります。
1.近所の洗濯物への配慮は忘れない
上の項でも話しましたが、これが一番大事でしょう。
BBQ可の庭付き賃貸アパートでやる際も、上階の住人の洗濯物には気を付けましょう。
近隣住民にはなるべく、事前にこの日にバーベキューをやるとしっかり伝えておきましょう。
2.安い炭は使わない
安い炭は形も不揃いで不完全燃焼を起こしやすく、バーベキューの煙の臭いをより一層強くします。
嫌われる煙の臭いは、肉や野菜の煙というよりも炭の臭いが強いかと思います。
ですので、なるべく高価な炭、例えば備長炭や岩手切炭、オガ炭などを使うと、煙の発生も抑えられます。
迷ったら、評価の高いこちらの炭が無難かと思います。
しかし、肉の油などが炭に落ちることで嫌でも煙は発生してしまうので、それも避けたいなら鉄板を使うしかないかもしれません。
3.無煙コンロを使う
ロータスグリルという無煙コンロが今のところおすすめです。
コンロ内の熱の反射で熱を与え、送風装置で火力を調整します。
もちろん炭も使いますよ。
構造として、炭に肉の油が落ちないように設計されているようです。
そのため、先ほど挙げた備長炭などを使えばほとんど煙は出ません。
何はともあれ、レビューを見て確認してみてください。
バーベキューを庭でやると騒音になるのか?
バーベキューを庭でやるとなると、やはり騒ぎたくなってしまいますよね。
子どもはテンションMaxで楽しくなっちゃいますし、大人も酔いが回れば知らずのうちに声が大きくなります。
これに対しては、気を付けようとしか言えません。
せっかくのバーベキューですから、小声でひそひそやっているのも意味がないですしね。
多少騒いでしまうのは仕方ないとはいえ、苦情が来るほど騒いでしまわないように気を付けましょう。
これについては、行き過ぎると騒音でしょう。
出来ることなら、庭でのバーベキューは昼間明るいうちに行うなど考えて楽しんだ方がいいかもしれません。
くれぐれも、夜の遅い時間まで長引くことのないように気を付けましょう。
子どもがいて、どうしても無理そうなら河原や有料のスペースを借りてバーベキューをするのが無難かもしれません。
バーベキューを庭でやるのは迷惑?煙対策と騒音対策のまとめ
バーベキューは庭でやることに対して迷惑だと思っている家庭もあります。
庭付きの一戸建てに住まいを置いたのなら、近所づきあいというものにも気を付けないといけません。
庭でバーベキューでやる際には、近隣の洗濯物や騒音に気を付けましょう。
出来れば、隣近所だけでもいいので事前に詳しい日付を連絡しておくと、のちのち苦情などで嫌な思いをしなくて済むでしょう。
また、煙対策には炭を高価なものにしたり、無煙コンロを使うなどの対策が取れます。
騒音については、夜遅くならないようにし、騒ぎすぎないように注意しましょう。
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