みょうがを食べるとバカになる?ボケる?由来と真偽は?

これから暑くなってくる季節には、そうめんや冷たいおそばなどが恋しくなります。
そこに欠かせないのが、しょうがやネギ、
みょうがといった薬味類ですよね。

健康にも良いイメージがあるかと思いますが、なぜかみょうがには、
食べるとバカになるや物忘れが酷くなり、ボケてしまうという不思議なお話があります。

夏の暑さを和らげてくれるみょうが。
爽やかな匂いと少しピリッとするくせのある辛みが好きな方は多いと思います。

夏に欠かせないみょうが。なぜそう言われるようになってしまったのでしょうか?
その由来や実際に食べるとバカになるのでしょうか?

由来や実際のみょうがの効能はどういったものなのでしょうか?

みょうがを食べるとバカになる、とかボケると言われている由来は何?

みょうがを食べるとバカになる、ボケる。

その由来は、お釈迦様のお話のきていると言われています。

お釈迦様のお弟子さんには 周利槃特(しゅりはんどく)という方がいました。

この周利槃特は、仏道に非常に優れており、
悟りも開くことの出来た人物なのですが、何故だか自分の名前を忘れてしまうのです。

それを可哀想に思ったお釈迦様は、周利槃特に首から名札をかけさせて、
どうにか名前を覚えてもらおうとするのですが、
周利槃特は首にかけられた名札のことまで忘れてしまうのです。

お釈迦様の教えを守り、悟りを開くことの出来た周利槃特ですが、
とうとう、自分の名前を覚えることが出来ないまま、亡くなってしまったのです。

その周利槃特が亡くなり、お墓から生えてきたのが、
みょうがだったのです。

そのため、周利槃特のお墓から生えてきたみょうがを食べると、
周利槃特のようにバカになる、
物忘れがひどく、ボケてしまう。というお話が生まれました。

他にも、お釈迦様に掃除を命令され、教えを守り続け、
悟りを開くことの出来た周利槃特。

「自分の名を背に荷なって、ずっと努力を続けたことから、
お弟子さんのお墓から生えてきた草を茗荷(みょうが)と名付けた」

というお話もありますが、どちらもお釈迦様のお話がもとになっています。
他にも様々な説があるので、気になる方は調べてみてくださいね。

みょうがを食べると本当にバカになるの?その真偽は?

由来については、説明しましたが、みょうがを食べたい貴方にとっては、
本当にバカになってしまうのか?という部分が気になりますよね。

実際のところは、どうなのでしょうか?

みょうがには、独特の匂いがありますよね。

実はあの匂いには、
αービネンという芳香成分を出しています。

このαービネンには、大脳皮質を刺激する働きがあります。
この脳の部分が刺激されると、頭をシャキとさせ、集中力を高めてくれます。

つまり、みょうがを食べるとバカになるというのは、
全くの迷信です。

これで安心してみょうがを思いっきり、
食べることが出来ますね。

むしろ、みょうがは頭悪くさせるのではく、
頭をよくしてくれる食べ物なのかもしれませんね。

夏の味覚として欠かすことの出来ないみょうが。
今まで、バカになるというのを気にして食べていなかった方は
安心してみょうがを食べてくださいね。

まとめ

お釈迦様とお弟子さんのお話から、バカになる、ボケると言われてしまうようになったみょうが。
ですが、実際に本当にバカになるわけでも、ボケるわけでもありません。

夏の味覚として、暑いときのアクセントにぴったりなみょうがなので、
そうめんやおそばなどを食べる時には、ぜひ薬味として、
たっぷりのみょうがも食べて見てください。

みょうが独特のピリッとした辛みで、集中力が増して、
頭がよくなり、お仕事や勉強がはかどるかもしてませんね。

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