クリスマスの結婚式は非常識で迷惑?招待時の注意点は?

クリスマスの結婚式は迷惑なのでしょうか。
世間一般では、非常識だと思う方が多いようです。

ほとんどの人は一年で一番忙しいといえるこの時期にどうして?
との思いが頭をよぎると思います。

どうしても、クリスマスに挙式したいと思う場合に
招待者にはどんな配慮をすると良いのでしょうか?
具体策についてまとめてみました。

クリスマスの結婚式を挙げたいけど招待された人は迷惑?

クリスマスの結婚式に招待した場合、

「小さな子供がいるからクリスマスはちょっと・・・」
「クリスマスはお店が書き入れ時なので・・・」
「一年で一番仕事が忙しい時なので絶対休めません・・・」
「年末年始に海外旅行に行くのでその時期はムリ!!」
「田舎に帰省する予定が・・・」

などなど、もっともなお断りの理由が
つぎつぎ返ってくることを
覚悟しなければいけないでしょう。

では、それらを避けるためにはどんな配慮をすればいいのでしょうか?

クリスマスの結婚式で招待者に配慮したいことは?

1、まず、早い時期に日程を決めてしまって、事前に相談をしましょう。

『クリスマスに結婚式を挙げたら来ていただけますか?』
と招待したいと考えるグループの中心的な人に
しかも夏ごろまでには相談することです。

・家族→当然両親です。
・仕事関係→やはり部署のトップや一番お世話になっている上司など。
・学生時代のサークル仲間の中心人物。
・どうしても出席して欲しい親友。
・・・等。

そして、それぞれから返ってくる反応を確認して、
現実的に可能か、やはり迷惑になるのかの判断材料にしましょう。

(地域や対象になる人達によって考え方も違ってきますので
あくまで「自分たち」の場合は相応しいのかどうか、
を的確に判断したいものです)

2、なぜ、クリスマスでないといけなかったかの理由説明を

「どうして?!!」とヒートアップしたお相手の気持ちを静めることが大切で
そのためのクールダウン対策が必要です。

具体的には、
「なぜ、クリスマスにわざわざ行うか」の理由を伝えると
賛同を得られやすくなります。

例えば・・・

  • 「来年早々、転勤してしまうので」、
  • 「実は身おもで、年明けの挙式は厳しいので」、
  • 「二人の誕生日が12月24日なので」(これは、ないかも!(笑))
  • 「二人とも敬虔なクリスチャンでこの日を門出のしたい」

といった一言があるのと無いのとでは心象も違います。

3、「来てよかった!」と思ってもらう式にする

これもクールダウン対策です。

万が一参列者の中に悶々とするものがあったとしても、
式や披露宴が終わった時に

『すごくよかった。感動した。
二人をますます応援したくなった』

という気持ちになってもらえたら、
これは成功と言えると思います。

そのために、あえて多くの人を招待せず、
心が通じそうな相手に限定して参列してもらい、
それぞれの席上に『参列のお礼』
という内容の手書きの手紙を用意するのはおススメです。

例えば、

「○○さんは、私にとって掛け替えのない人、
だから今日はどうしても出席して欲しかったです」とか

「〇〇さんの奥様とは、こんな事も、あんな事も
一緒に頑張った中で、どうしても祝って欲しかったのです」

というように、その人だからこそ通じる感謝のメッセージや
その配偶者になぜ招待したかったかという気持ちを
心を込めて文章にすることで、
式の始めに一気に気持ちが良い方に
変わるのではないでしょうか?

そして、式の途中は緊張するかもしれませんが、
2人そろって、
わずか1秒でもいいので
参列者一人一人の目を見て微笑むのです。
これだけでも、心はグッと通じてゆくものです。

あとは、クリスマスならではの演出で、
特に小さなお子さんがいれば、
サンタクロースからのプレゼントがあると喜ばれるでしょう。
(もちろん、大人でも)

4、最後に一人一人に握手を

式の最後、皆さんとお別れするときに、
両手でしっかり一人一人の手を握り、
頭を下げて行きましょう。

こちらの感謝の気持ちが手を通じて
一人一人の参列者にダイレクトに伝わります。

しっかりお礼と共に頭を下げることで、
相手の自尊心も満たされます。
後味が良くなることが最も大切です。

5、式後のお礼状を

式後、落ち着いてからでもいいので、
一人一人へのお礼状を内祝とともに贈れば一層喜ばれます。

お礼状の中には、その方のお子さんたちのことや
当日のその方の素敵だと思った部分に触れて
さりげなく褒め言葉を折り込めると良いですね。

結婚はゴールではなくスタートなので、
自分たちの都合だけを押し通して、
例えば旦那さんの仕事先の方の心象を悪くすれば、
必ずその後の仕事にも悪い影響が出てきます。

そして、よからぬ噂ほど、
あっという間に広がるものです。

自分たちの価値が落ちれば、
それは両親や兄弟姉妹など
身内の価値を下げることにもつながります。

時間は決して巻き戻すことは出来ないので、
慎重に進めて後味の良い素敵な結婚式にして下さいね。

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