大学生の一人暮らしはバイトだけで生活できる?おすすめのバイトは?

実家と離れた大学に通う場合、当然、一人暮らしが待っています。

一人暮らしをする、と考えただけで、何だかワクワクしますし、バラ色の生活が
待っているようにも思いますが・・・・
現実は、そんなに甘くはありません!

特に、自分から一人暮らしをすると宣言した人は、
じゃあ、生活費は自分で稼ぎなさい!!

という話になるでしょうし、
逆に「生活費は自分でまかなうから一人暮らしをさせて欲しい」、
と交渉するケースもあるでしょう。

では、実際の一人暮らし生活は、一体いくらかかるのか??

今回は、そんな大学生の一人暮らし生活が、アルバイトだけで実現可能なのか、
を検証するとともに、
一人暮らしの大学生におすすめのアルバイトについても、書いていきます。

大学生の一人暮らしはバイト代だけで生活できる?

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大学生の一人暮らしには、だいたいどれくらいのお金が必要なのでしょうか?

独立行政法人・日本学生支援機構による平成26年度学生生活調査結果(大学生昼間部)の生活費の統計結果を見ると、

授業料を抜きにした生活費の月平均額は、約92,000円でした。
(食費、住居光熱費、保健衛生費、通学費、娯楽・し好費、課外活動費の合計です)

平均値ですから、都心部、特に東京23区内ならこの額ではとても足りないでしょうし、
逆に地方の学生寮や光熱費等込の下宿なら、この半分くらいというケースもあるでしょう。

この額をアルバイト代でまかなうのは、決して生易しいものではありません。

もし、時給1,000円のバイトなら、月間92時間働くことになります。
これを単純に30日で割ると、一日3時間強働き続けることになります。

当然、授業がありますし、特に理系学部の場合、実験が入ると、夜遅くなることもあるので、
平日は働きにくい場合もあるでしょう。

医学部や薬学部なら、国家試験の勉強時間も相当なものになります。
そうなると、時給1,000円クラスのバイトでは、話になりません。

でも、文系学部で、授業は、夕方までに終わるという場合、1,2年で多くの単位を取得すれば、
3,4年次は、あまり学校に行く必要がなく、ここで挽回できる場合もあります。

また、大学生は、小中高生と比べて長期の休みが圧倒的に長いです。
長い場合で、7月、8月、9月、12月~1月(の一部)、2月、3月
と年間のうち、5~6カ月も休みがあることも珍しくありません。

そうなると、長期の休みに集中して高額なバイトを頑張って、しっかり稼ぐということも出来ます。

先ほど、話にならないと書いた時給1,000円のバイトでも、もし1日8時間、上記の約半年の7割でも
働いたとしたら、単純計算で、約100万円くらいは稼げます。

これは、約10.8か月分の生活費に相当します。
こう考えると、生活パターンに個人差はあるでしょうが、
授業料抜きの生活費なら、バイトでまかなうことは不可能ではありません。

大学生の一人暮らしにおすすめのバイトとは?

現在は、人手不足が多数の業界で鮮明になってきているので、アルバイトの給料も、
上昇傾向にあります。

高校生でも時給1,000円は、都心なら珍しくありません。
ましてや大学生なら、それ以上を望むことも充分可能です。

レストランや居酒屋のホールスタッフ、コンビニ、スーパー、カラオケ店、
受付業務などで、1,000円以上は充分に見込めます。

さらに、土日祝日や長期の休みに高額なバイトを狙うのも懸命です。
引っ越し、運送業、結婚式場スタッフ、そして、塾講師や家庭教師など。
これなら、安くても1日5,000円~高ければ、日給1万円は望めます。

ただし、体力勝負のバイトは、人によっては、あまりに過酷で長続きしない、とか疲れすぎて
本業の大学の授業を休んでしまうということにもなりかねませんので気を付けましょう。

また、もっと高額なものでは、ホストやキャバ嬢の仕事もありますが、私個人の意見としては、
大学生としては相応しくないと思います。

必ず私生活が乱れて、本末転倒、
何のために大学に行かせてもらっているのは分からなくなる、
というのが目に見えていますので、おススメできません。

大学に入学したたてであれば、受験直後で知識もまだ新しく、
受験勉強のノウハウも相当の説得力を持って教えて行けるでしょうから、
塾講師や家庭教師は(時給も安定しているし、高額が望める)かなり
おススメです。

もし、あなたが、受験勉強に飽き飽きして、あの塾の雰囲気は味わいたくない!!というなら・・・
難しいですけどね(笑)

大学生の一人暮らしでバイトだけで生活のまとめ

いかがだったでしょうか?
今回は、かなりシビアな設定で考えてみました。

例えば、先ほどの統計調査では、娯楽・し好費用は、月換算で約12,000円でした。
これで、本当に足りるのか・・・
ファッションやスマホ、交際費など考えると、結構キビシイ数字ですよね(汗)

でも、何度も言うようですが、大事なことは学生としての本業を見失わないことです。
主客転倒して、留年、なんてことになれば、その分、莫大な費用がかさむことになります。

許される範囲の中で、最大限の工夫と努力を重ね、あとは体に充分気を付けて頑張ってください。
その頑張りが、きっと将来の役に立つでしょうし、良い思い出にもなることでしょう。

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