さて、小5の夏休みという受験までまだ時間があるという微妙な時期。
小学5年生で中学受験を考えられている方にとって、夏休みは旅行に行ってもいいのかな?なんて少なからず悩むのではないでしょうか?
まだ受験まで1年以上あるし・・・。少しくらい夏休みに羽延ばしたっていいんじゃない?という思いと、でも、遊びすぎて他の人から遅れをとったらどうしよう?という焦る気持ちと。
まだ5年、もう5年という風に、志望校や個人のレベルによって思い方もそれぞれだと思います。小5で旅行に行ってもいいのか、悪いのか、考えてみます。
中学受験5年生の夏休みの過ごし方!スケジュールについて!
大事なのは、「その日の復習はその日の午後のうちに取り組んでおく」ということ。
積み残しがないようにしていくことです。
それで夏期講習のわずかな休みで旅行もスケジュールに組み込んでおき、未消化部分は8月の最後の一週間で消化していけばいいというスケジュールにしたらいいのです。
スケジュールとしては
7月中
→学校の宿題の8割は仕上げておく
7月~8月中旬 夏期講習
→その日のうちに積み残しがないようにしておく 学校の宿題も同時進行で仕上げる
お盆
→旅行
8月20日頃~
→未消化部分を消化しておく
といった具合でしょうか?
中学受験5年生は夏休みに家族旅行に行ってもいいの?
要するに、この5年生の夏休みに
1.旅行に行ったから落ちた
→旅行に行かなかったら受かっていた。
2.旅行に行っても受かった
→旅行に行ってストレス発散できたから受かった。
3.旅行に行かなかったのに落ちた
→せっかく我慢して夏休みも毎日勉強したのに。
それなら旅行に行けば良かった。
4.旅行に行かなかったから受かった
→やっぱり旅行も我慢して頑張ったから受かったんだ!
の4パターンに分けられると思います。
が、上記のような単純な公式では割り出せないのです。
そんな4通りの人生を全てすごせることは不可能であり、現実的ではありません。
上記のことを考えるより何が大事かというと、量より質が大事だと言うことです。
私個人的な意見ですのでご判断は読み手の方にピックアップして頂きたいのですが、旅行は行った方がいいということです。
だらだら毎日勉強していても夏休みに目標がないとがんばりも聞かなくなるからです。
旅行に行ったから落ちたということは全く相関関係が無いと思います。
ですので、二度とかえってこない5年生の夏休みは家族旅行をして思う存分楽しむことが大事だと思います。
夏休み中に旅行に行くなら
心理的な不安をなくすための工夫を
もし旅行先に何も持たずに行き不安な場合は、少し暗記物の参考書をもつなり、少し宿題を持つなりして、生活リズムは保ちつつ、遊ぶ前の午前と就寝前の午後に学習すると良いでしょう。
それは心理的安定にもなりますし、かえって何も持たずに旅先に行くよりはいいかもしれません。
実践的な学びの機会と捉えることも
また、旅先で地理の勉強や自然科学の勉強を実践できる場と考え、遊びつつもその土地の歴史や自然について実践的に学ぶのもいいかもしれません。
夏休みに考えてみたい平和について学ぶなら、
広島、長崎、沖縄 がオススメですし
海遊びも思いっきりさせてあげられます。
歴史好きな子どもでしたら、城めぐりをしたり、
戦国時代が好きな男の子は、関ヶ原など足を運ぶとテンションも上がるでしょう。
また、都会に住んでいる子はめったに星を見れないでしょうから、夏の大三角形を見に、少し都会から離れたところに行ってみるのもオススメです。
このように、自分の住んでいるところから少し足を伸ばしてみて、楽しい思い出や、歴史、地理、自然に触れてみてはいかがでしょうか?
夏休みの旅行で中学受験のモチベーションアップ!
長い夏休み、夏期講習や勉強ばかりではテンションが下がります。
この日に旅行に行くぞ!という目標を立てれば、その日に向かって頑張ることもでき、モチベーションアップにもつながります。
人間ってダラダラと楽しい目標もなく、勉強し続けることは難しいと思うのです。
要するに、受験までの1日や2日、遊びほうけても入試になんの影響力も持たないわけです。
長い目で見たら、1日や2日のせいで、落ちてしまったと考えるのは、極端なわけです。
大事なのは、遊ぶときはとことん遊ぶ、集中するときはとことん集中するということが、大事なのです。
ただ、その1日や2日のせいで、遊び癖がついてしまい、その後だらだらするとしたら、旅行は失敗だったと言うことですが、そんなことは滅多に無いと思います。
旅行に行こうか、行かないか悩んでいる親御さん、是非、近場でもいいので息抜きの機会を作ってあげてください!
楽しい夏休み、充実した夏休みになるといいですね!
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