飛行機が墜落しない理由は?飛行機と新幹線はどちらが安全?

旅行はとても楽しみですよね。

どこを見てまわろうか、おみやげは何がいいか?
今のおすすめスポットは?
隠れた名店を探したい!

など、行くまえからワクワクします!

さて、旅行に行こうとなったら、
目的地を決めてそれから交通手段を決めますよね。

飛行機か新幹線をつかおうと考えたとき、
ふと頭をよぎるのが
「どっちがいいかな。飛行機は墜落事故もあるし…」という不安ではないでしょうか。

飛行機と新幹線はどちらが安全なのでしょうか?

飛行機が墜落しない理由って?

どうしても飛行機はイヤ!というひとが必ずあげる理由は「落ちるから」というものではないでしょうか。

では、飛行機はどのように運行しているのかというと、
非常に緻密な安全対策がとられているのがわかります。

1.パイロットは2人なので、1人に何事かあってももうひとりが必ず操縦することができます。

たとえば、同じ食事をとることがないので、
どちらかが万が一食中毒などをおこしても、パイロットがいない!
ということにはなりません。

2.また、パイロットは頻繫に飛行訓練や審査を受けます。

操縦技術や安全知識をこまめに学び、常に気を配っています。

3.飛行機には衝突を防ぐために警報や、回避を指示する装置が搭載されています。

4.雷が落ちない対策もされていますし、レーダーで避けられるようになっていますが、
もし落ちたとしても運行に支障がない程度の損傷におさえられます。

5.パイロット・キャビンアテンダントは、
出発前に飛行ルートの気象警報や緊急時の対応などを確認します。

6.機体の整備士から専門の詳しい報告を受けたあと、パイロット自身も点検します。

7.管制塔のスタッフは24時間365日体制で、飛行機の状況をリアルタイムで監視しています。

彼らは、ヒューマンエラーをなくす講習も受けています。

国土交通省による運輸安全委員会がまとめた航空事故の統計がありますが、
ヘリやジャイロプターまで含めても年間で約20件前後になっています。

これは墜落事故の数がというわけではなくて、
さまざまな事故の種類が一緒になっているので、
実際に死者がでた事故に限ればもっと少ないでしょう。

飛行機と新幹線だとどちらが安全なの?

さて、飛行機は緻密な安全対策をとっており、
イメージするよりも墜落事故は少ないという事実がわかりましたね。

国内旅行の交通手段としては、新幹線は馴染み深い存在です。
では、安全対策はどうなっているのでしょうか。

新幹線の安全性は?

日本の新幹線は、高速鉄道として世界中から高い評価を受けています。

それを裏付けるように、運行が原因の死亡事故はゼロです。

1.飛行機と同じく、日常の適切な設備の整備があります。

2.決められた期間や距離を走行するごとに定期検査があります。

車両工場にそのまま入って全体をくまなく検査して、不良とされた箇所は修理します。

3.風速や雨量といった気象の防災情報や信号、通信設備等の状態をリアルタイムで管理しています。

4.地震の揺れを感知して制御ブレーキがかかるようになっています。

5.線路への立ち入りは禁止されていて、柵や金網などで入れないように防止しています。

6.「ATC」自動列車制御装置により、速度が制限されています。

こうして見ると、飛行機と新幹線どちらもそれぞれ安全対策をしっかりとっています。

結論としてはどちらが安全なのか?

結局上記のことからして、
どちらがより安全であると決めつけるのは難しい事といえます。

極端な例で言えば、突然警報も間に合わないほどの大地震が起こったとしましょう。
その時にどんな状態でいたのかによって、結果はだいぶ変わってしまいます。

もしも問題なく飛行中ならば、当然空にいますから、
揺れによる被害は直接こうむりません。

一方で陸を走る新幹線は、もろに影響を受けることになるからです。

飛行機も新幹線も災害を想定して運行していますが、
ものごとには100%はないので、誰も保証はできないでしょう。

飛行機と新幹線の安全まとめ

旅行をするときに欠かせない交通手段である飛行機と新幹線。
どちらも安全対策をして日々運行しています。

身もふたもない結論ですが、後は純粋に確率の問題となってしまうようです。

いろいろと考えると、あとはご自分の判断ということになりますね。
それでは、良い旅を!

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