京都の川床の期間は?納涼床との違いと昼夜のおすすめについて!

京都の川床といえば一度は訪れてみたい京都の夏の風物詩のひとつです。
期間はいつからいつまで営業しているのでしょうか?

また昼と夜ではどちらがおすすめなのか?

川床と納涼床の違いについても詳しくお伝えします。

京都の川床と納涼床の違いとは?

京都川床と納涼床、いつ、昼夜どっち

京都の『川床』は、厳密に言うと

  • 川床
  • 納涼床

に分かれます。

『納涼床』とは、

「鴨川の二条大橋から五条大橋までの間で飲食を提供するために設置される高床式の仮説の工作物」と条例で定められています。

その理由は、基本的に川の上に何かを設置して営業することは禁止されているからです。
でも川床の歴史は法律が制定された時よりも古くから文化として根付いていたので京都(一部大阪でも)のみで例外的に許可されているのです。

よくテレビでも見ますが、鴨川に足場を組んでせり出すように設置(約3.6ⅿ )されている目を惹く工作物。
あれを特別に「鴨川の納涼床」というわけです。具体的には約2キロの間に90軒あまりのお店が並びます。

「上木屋町エリア・西石垣エリア・先斗町エリア・下木屋町エリア」の4つのエリアからなります。
いずれのお店も京都駅から比較的近くアクセスは便利。

『川床』は、

『納涼床』とは違い、高床でなくとても近い距離で川のせせらぎを聴きながら料理を楽しめる川の上に設置された床のことです。

そしてこちらは、貴船口駅から貴船神社のエリアで20軒ほどのお店をさします。
京料理だけでなく流しそうめんも楽しめますよ。

川床と納涼床の期間はいつからいつまで?

そして、いつからいつまで営業されるか、期間も決められており、

5月1日が解禁日で9月30日まで楽しめます。
基本的に予約しておくことをおススメします。

特に、土日祝日は混みます。

8月16日は五山の送り火(大文字焼)が圧倒的に人気があるので早めに気合を入れて予約しないと難しいでしょう。

料理も、懐石や割烹、京料理はもちろんですが、
中華やイタリアン、フレンチから焼肉、カフェにいたるまで色々楽しめますよ。

京都の納涼床と川床は昼と夜でどっちがおすすめなの?

納涼床と川床でおススメの時間帯が違ってきます。

それぞれ昼と夜でどちらがおすすめなのか説明していきますね。

納涼床

京都川床と納涼床、いつ、昼夜どっち

鴨川の『納涼床』は市街地の真ん中ということもあり、
昼間よりも夜がおススメです。

京都の夏はとにかく暑いので、そもそもランチは5月と9月以外は
営業していません。

前にも書いたように特に大文字焼は夏の夜空に幻想的に
浮かび上がりますから断然おススメなんです。

川床

京都 川床

逆に『川床』は夜よりも昼間がおすすめです。

『川床』は、貴船エリアが京都市街の最北の地であることから
ただでさえ気温が市街地に比べて5度は低く、
ヒンヤリそしてひっそりとした奥座敷です。

さらに細い谷間に流れる川の水は冷たく、
川床に座ったとたんヒンヤリ、ここは市街地より10度は低いそうです。

まるでエアコンを効かせたような涼しさ(寒さ?)
ですから夜というよりは昼間がおすすめと言えます。

明るいので山の景色も良く見えます。

でも夜が決して悪いわけではなく、暗がりにともる提灯や
ライトアップされた滝、それに6月中旬から7月初旬なら蛍も見られます。

ちなみに、梅雨時期や夏の台風シーズンは雨が激しく降ったりすると要注意なんです。

増水したり、川の流れが激しくなると危険ですから
食事の途中でもようしゃなく撤退することになります!!

スタッフの人達が総出で料理一品一品を館内に運び込み、
別の場所で食事をすることになります。

逆に激しい雨が降っていてやむを得ず館内で食事をしているときでも
雨がやめばわざわざ川床に料理を運んでくれてそこで食事もとらせてもらえます。

ただこの作業には30分から1時間かかることもあるのですが、
苦情を覚悟であくまで売りである『川床』をお客様に
楽しんでもらいたいというお店側のぶれないポリシーなのです。

(こんな事があった方が後で振り返ると楽しい旅みやげの
想い出になる気がしませんか?)

川床は雨が降るときは夜中でもスタッフが交代制で監視したり、
危なければ撤去作業もするそうで伝統を守る

ということは本当に大変で頭が下がります。
そう考えると少々お高くても決して悪い気はしません。

街中の『納涼床』を楽しむか奥座敷の『川床』を楽しむかあなたの目的に合わせて計画してみて下さいね。

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川床と納涼床の違いと昼夜のおすすめまとめ

川床と納涼床では昼ろ夜のおすすめ度は違います。

  • 貴船の川床は昼
  • 鴨川の納涼床は夜

もちろん、気温や天気にもよります。

どちらも期間は5月1日から9月30日までです。

鞍馬寺、貴船神社についての記事もありますので、ぜひ読んでみてください。
鞍馬寺から貴船神社はどちらから参拝する?歩きの所要時間は?

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