京都の奥座敷として人気がある「貴船神社」と
1300年以上の圧倒的歴史をほこる山岳信仰の地「鞍馬寺」。
その御利益を求めて二つのパワースポットを続けてめぐる人の数が後をたちません。
どちらから参拝するといいのでしょうか?
そのメリットとデメリット、また歩いたときの所要時間について調べてみました。
鞍馬寺と貴船神社はどちらから参拝すべき?メリット・デメリット
いきなり結論から申し上げますと、
ズバリ「鞍馬寺から参拝する」ことをおススメします。
理由は、鞍馬寺からの方が
「楽だから」そして
「景観がいい」からです。
鞍馬寺から参拝する方がメリットが多いのです。
鞍馬寺最寄りの鞍馬駅から貴船神社最寄りの貴船口駅までは、
叡山電車でわずか1駅です。
ところが、とにかくこの地域は周囲が山と緑だらけですから、
京都市街地より10度は気温は低いですし、「坂が多い」のです。
貴船口駅から貴船神社を目指すと最初は、延々と上り坂が続きます。
これが、先制パンチとなって鞍馬寺まで辿り着くのは結構辛いものがあります。
それより、鞍馬駅からすぐの仁王門から鞍馬寺エリアに入って行くルートの方が、
次々と景観も変わり見どころも沢山あって、
気分的には楽に歩けるでしょう。
ただ、デメリットとしては、
鞍馬寺スタートでも「由岐神社」から「鞍馬寺本殿金堂」までの
九十九(つづら)折り参道という坂道と、
この「本殿金堂」から奥の院の参道までに多くの階段があるので、
結構キツイかもしれません。
また、貴船神社から出ている貴船口駅までのバスの最終時刻が
16時30分と早いので気をつけなければなりません。
もし、遅れたら約30分ひたすら歩くしかありませんよ!!
鞍馬寺も貴船神社も京都で一、二を争うパワースポットと言われていますから、
そう簡単に行けるわけもありません。
でなければ、霊場としての重みがありません。
体力的にもある程度自信のある人でないと
全ルート完全制覇はかなりハードと言えそうですよ。
単なる観光というよりは、
やはり正式な参拝であることを自覚して、
それ相当の覚悟と礼節をもって臨む必要があると思います。
鞍馬寺と貴船神社の歩きの所要時間は?
鞍馬駅から「仁王門」までがわずか3分。
そこから、
「由岐神社」
「鞍馬寺本殿金堂」を経由して奥の院の参道までが、
約1060mあり、大人の女性で約40分くらい。
さらに、
「霊宝殿」から
「大杉権現社」、(この辺りからずっと下りです)
「僧正ガ不動尊」、
「奥の院魔王殿」までが約860mで約40分くらい。
そして、最後の「鞍馬寺 西門」までの約570mが、15分。
ここまでで、早い人(大人の男性)なら1時間、
ゆっくりペースでは1時間半と言ったところです。
カップルや家族ずれで行く場合、特にそこに子供がいれば、
2時間は見ておいた方がいいかもしれません
とりあえず、鞍馬寺西門をくぐればほぼ貴船神社に到着です。
「鞍馬寺 西門」から出て、「貴船神社本宮」までが約10分。
「本宮」から「結宮」までが約10分。
「結宮」から「奥の宮」までが8分くらいです。
ここで貴船神社は終了です。
が、さらに「貴船」からバスで最寄りの「貴船口駅』まで5分ほどかかります。
これで、本当に終了となります。
叡山電車、「鞍馬駅」から始まって、「貴船口駅」までで、約2時間半ですね。
でも、でも・・・ここまで来たら、普通の人ならヘットヘトですよ。
アップダウンが激しく、途中、根っこがゴツゴツとたくさんでている山道もあり、
足の裏から足腰への負担は相当のものがあります。
体もエネルギー補給を待ち望んでいるはずです。
そして、何といっても「貴船神社」は『川床』が有名。
実際に流れている川を目の前にしてその上に造った人工の座敷で食事が頂けるのです。
日本中でほぼココでしか味わえない独特の風流があります。
川床については、コチラの記事で詳しく書いています。
➤京都の川床の期間は?納涼床との違いと昼夜のおすすめについて!
さらにランチだけでなく、甘味処もありますので、抹茶と共に頂ける美味しい和菓子も見逃せません。
カフェでケーキもいいですね。
お腹をしっかり満たして、
ここからホテルや旅館、また自宅に帰る気力と体力をチャージするわけですから・・・
(本当はパワースポットでチャージ出来てるはずですけどね(笑))
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鞍馬寺と貴船神社どちらから参拝するか、歩きの所要時間まとめ
個人的には鞍馬寺からの参拝がおすすめです。
この鞍馬、貴船エリアで過ごす時間、5時間から、半日は見ておいた方が良さそう
ですね。
何せ京都は・・・はんなりとゆったりと・・・が良く似合います。
どうぞ、ここでしか味わえない「京都の良さ」をゆったりと・・・
存分に味わって来て下さい。
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