圧倒的おすすめコース!嵐山花灯路の混雑や所要時間について!

いまや京都の初冬の風物詩ともなった「嵐山花灯路」。

1年のうちわずか10日間だけ楽しめる美しい散策路の幻想的なライトアップショーです。
家族や友達、恋人とのデート、誰と行ってもその絆を深め合えるに違いない
「嵐山花灯路」の混雑状況や所要時間、さらにおすすめコースについて詳しくお伝えして行きます。

嵐山花灯路の混雑や所要時間は?

嵐山花灯路のおすすめコースと混雑、所要時間

12月上旬にかけて開催される嵐山花灯路。
約2500基のLED電球でライトアップされる一大イベントです。

実は初めは2003年に東山地域で始まり(3月)、
それが2005年になって嵯峨嵐山地域でも行われるようになったもの。
(ちなみにこのLED電球は京都に本社があるロームが提供しています)

まずは、この嵐山花灯路の混雑状況について書いていきますね。

嵐山花灯路の混雑状況

嵐山花灯路の期間は、
12月初旬から中旬にかけての10日間になります。

この10日間で140万人規模の人達が訪れ
午後5時から8時30分の点灯時間の間大勢でごった返します。

土日はとにかく混みます!大変な混雑となります。

花灯路観覧中はもちろんのこと、帰りがかなり混雑します。
ジャンボタクシーや電車に乗るにも長時間並ぶことは覚悟しておきましょう。

もしも、混雑を回避したいなら、断然平日がおススメです。
平日ならば、そこまで混雑なくゆっくりと嵐山花灯路を楽しむことが出来ます。

どうしても土日というのでしたら、ライトアップ直後か消灯直前は観覧の狙い目です。
その時間帯なら、多少の混雑は回避できるでしょう。
とはいえ、帰りは混みますけどね。

ちなみに嵐山花灯路の期間中は、

二尊院→JR嵯峨嵐山駅→清滝道三条の市営駐車場

のコースで無料ジャンボタクシーがでています。
(二尊院からしか乗れないとのことで注意が必要)

嵐山花灯路の観光所要時間

阪急嵐山駅からJR嵯峨嵐山駅を通り、
二尊院までを直線で結んだ全長約5㎞にも及ぶ範囲を
LEDで見事に照らした「灯りと花の路」がメインストリートになります。

人間が歩く速さは大体時速4㎞前後ですから、
全長約5㎞の「灯りと花の路」を全て歩いて所要時間は約1時間強・・・

なんて言うわけにはいきません。

まず12月の京都。
ライトアップが始まるのが午後5時からですからすでにこの時点で真っ暗。

混み合っている所を時速4kmで歩くなんて全然楽しくないですし、
デートならそんなデリカシーのないことをしたら、この直後に振られるかねません(笑)

できることなら、紅葉が澄み、そしてクリスマス直前、
しんみりと情緒を五感で味わいながらゆっくり歩きたいものです。

点灯時間が午後5時から8時30分までですから、
この3時間半ですべてを歩きつくすのは少し無謀なことだと思います。

よく地図とにらめっこして、この最大3時間半を有効に使ってくださいね。

すべてのコースをテキパキと回れるなら所要時間約2時間で回れるかもしれません。
ただ、混雑状況によっては、最大3時間半取捨選択が必要となります。

嵐山花灯路を周るのにおすすめなコースは?

さあ、この嵐山花灯路、最大3時間半をどのコースに狙いを定めて訪れるべきでしょう。

断然1番人気のコースは、「竹林の小径」です。

野宮神社から大河内山荘に続く竹林が道の両サイドから美しくライトアップされます。
真昼の青々とした竹林とは全く違った表情が浮かび上がります。

ただここは、ホントに混雑するので、土日は一方通行になっています。
(平日も混雑時は一方通行になることも)

嵐山花灯路に行くならぜひ見ておきたい場所の一つです。

2番人気のコースは、「渡月橋周辺」です。

桂川にかかる全長150mの渡月橋の周辺、山すそ、水辺がライトアップされます。

亀山天皇(1249~1305)が橋の上空を移動して行く月を見て
「くまなき月の渡るに似る」とのべたことからこの名が付いたそうです。

木造のアーチ型の橋はなんとも風情がある面持ちです。

こちらも嵐山では人気の観光スポットなので、
ぜひ見てほしいおすすめスポットです。

そして次におススメするのは、「いけばなプロムナード」。

これは、おすすめコースというよりは、街全体と行った感じでしょうか。
ロームが灯す「灯りと花の路」といい、嵐山の街中に2500基のLED電球が灯されます。

そのロームが灯す「灯りと花の路」沿いの10か所に
京都いけばな協会が豪華に飾った巨大活け花が飾られています。

ココでしか見られない大迫力の作品群です。

その他の穴場スポット

そして、もうひとつ渡月橋の少し南側のはずれにあって穴場的な場所が
「法輪寺のD-KLive」です。

毎年恒例となったイベントで本堂にむかって「プロジェクションマッピング」が映し出されます。
由緒ある文化遺産を最新技術で彩った圧巻のパフォーマンス。

「D-KLive」とは長谷川章さんがおこなう「デジタル掛け軸ライブ」のことです。

嵐山花灯路のおすすめコースと混雑、所要時間のまとめ

以上、如何だったでしょう。

嵐山花灯路、初めて訪れるとなると
ついいろんなコースを欲張りしたくなりますが、
いそいそと小走りで回る旅は京都には不似合いです。

年の瀬を感じながらしみじみと古都の新たな魅力に触れて頂きたいと思います。
そして、京都の冬は底冷えが厳しいですから防寒対策は忘れずに行ってくださいね。

さらに、春先には東山地域のライトアップもおススメです。
きっとまた違った京都の顔が愉しめることでしょう。

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