京都は何かと京都市内の観光地がピックアップされがちですが、
そんなものよりも見てほしいところがあります。
天橋立。
日本3景の一つにも数えられており、
松林と白い砂浜。
他では中々見られない景色を楽しめます。
今回は、そんな天橋立の楽しみ方。
あるきで渡れるか、自転車で渡れるかということについて書いていきます。
天橋立は歩いて渡れる?自転車で渡るべき?
結論から申しますと、散歩気分で歩いて渡るも良し、
潮風を感じながら自転車でのツーリングを楽しむのも良しな観光地です。
歩いて渡る場合
まず歩いてですが、普通に歩いて一時間ほどで行けます。
ですが折角の景色ですのでそこを楽しんで欲しいので、
だいたい一時間半くらいとなるでしょう。
ちょうどいい散歩コースといったところでしょうか。
自転車で渡る場合
自転車で【天橋立】を渡るだけなら2~30分くらいで行けるでしょう。
でも折角ですので、サァッと渡ってしまうのはもったいないので潮風を切りながら名所を見て回ってはどうでしょう。
レンタサイクルは2時間から借りられますのでその位の時間がいい目安となるでしょう。
【徒歩】と【自転車】。
中々に難しいところですが、
景色を楽しみたい人は【徒歩】で、
観光を目的としたい人は【自転車】で。
と使い分けをしてみてはいかがでしょうか。
天橋立見どころや楽しみかたは?
歩く場合の楽しみ方
では歩いて【天橋立】を楽しんでみましょう。
まずは『知恩院』。
「三人寄れば文殊の知恵」同じみのお寺です。
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道沿いに歩いて行きますと赤い橋が見えてきます。
『廻旋橋』です。36mなので意外に短いです。
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そこを過ぎれば松林と白い砂浜の一本道となっています。
気温の高いGWや梅雨明けした後はその砂浜にたくさんの人が海水浴に来られますので入ってみてもいいのでは。
無料のシャワーや海の家的な売店もありますので。
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松林を散策していますと色々な石碑を見つけます。
「昭和天皇行幸の歌碑」「日本三景碑」など。
また「磯清水」「橋立明神」もありますので
それらを見て見つけながらで渡り終えて
天橋立観光船に乗って帰ってくるという感じですね。
以下の地図が一の宮駅観光船のりばの場所です。
↓
自転車での楽しみ方
【自転車】で観光してみましょう。
【徒歩】に比べて格段に行動範囲が広がりますので色々見に行きましょう。
自転車の場合は、天橋立桟橋から借りて、
渡り終えた先の一宮桟橋で乗り捨てることも出来ます。
行きは自転車、帰りは観光船で帰ってくる、ということも出来ますよ。
「知恩院」をスタートして「廻旋橋」を通って【天橋立】へ。
潮風を感じながら気持ちよく漕いでください。
【天橋立】を渡り切って「成相寺」に行きましょう。
そこからの【天橋立】の眺望が一番よく見渡せますのでオススメです。
途中で「笠松公園」では展望台が2つありますのでそのどちらとも「又覗き」を忘れずに。
渡り終えたら
智恩院からスタートして、
一宮側に渡り終えたら、そこでグルメを楽しみましょう。
下の記事で紹介しているのですが、
海鮮系でおすすめのお店がたくさんあります。
また、智恩院側に戻ったら、おすすめの日帰り温泉もたくさんありますよ。
ぜひ、温泉とグルメも楽しんでくださいね。
最後に
かなり早足で紹介してしまいましたので話足りませんので【天橋立】の魅力を伝えきれないのが残念ですが、雰囲気だけでも伝わればうれしいです。
京都府は神社や仏閣が多く歴史の舞台としも有名な土地です。
清水寺、伏見稲荷大社、金閣寺、南禅寺・・・平安京、応仁の乱、新選組、大政奉還などなど。
あげればキリがありません。
探せば探すほどキーワードは出てきます。
今あげたキーワードはすべて京都市内ばかりです。
京都府は市内がよくクローズアップされますが市内以外でももちろんいいところがたくさんあります。
今回はいいところのひとつ【天橋立】を紹介しました。
周辺にもたくさん見るところはあるので、こちらも参考にしてみてください。
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天橋立の由来について
ちょっとだけ補足で、天橋立の歴史をお話しますね。
神話の時代のお話。伊邪那岐命と伊邪那美命が島を作りました。
そこに天御中主神様が橋を作りました。
この橋は神様専用ですよという約束とともに。
神様たちは喜んで遊びに行きました。
その島には美しい娘たちがいてすぐに仲良くなりまいた。
そんな時娘が「天に行ってみたい」というので神様たちは大困り。
「どうしても」というので娘たちに「絶対に声を出してはいけない。」という約束をして橋を昇っていきました。
昇っていく途中で下を見てみるとすばらしい景色が。
娘たちは「きれい」と声を出してしまいました。
それを聞いた神様は真っ青に。
途端に橋は崩れて娘たちは放り出されてしまいました。
その橋の一部が天橋立と呼ぶようになった。
そんな伝説が残る場所です。
神様が創った橋は約8000本の松林が生え東側には白い砂浜が広がります。
「松島」「宮島」と並んで江戸時代に貝原益軒が「日本三景」に選んでいます。
神様たちが降りて来るくらいなので当然でしょうか。
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