テフロン加工のフライパンの寿命は？剥がれの復活はするべき？

テフロン加工のフライパンを使っていると、
やがて焦げ付きやすくなったり、
傷や剥がれが目立つようになります。

では、そのような不具合が出るまでの寿命はどれくらいなのでしょうか？

また、復活させるべきか買い換えるべきかも検討していきます。

テフロン加工のフライパンの寿命は？

私が主に使っているフライパンはティファールのフライパンになります。

さて、テフロン加工の寿命についてですが、私の場合1年しか持ちませんでした。

1年後にはテフロンに傷や剥がれが見られ、焦げも付きやすくなりました。

ただ、他の方の話では、2,3年持つという方もいるようです。

その違いは使い方にあるようですね。

テフロンの寿命を長持ちさせる方法とは？

テフロン加工に使われている、フッ素樹脂のコーティング、
これってとても柔らかく、熱に弱い性質を持っているんです。

つまり、

• 油を全く引かずに調理する
• から焼きなどの予熱処理
• 金属の調理器具で表面に触れること
• タワシなどで洗うこと
• 熱したフライパンを急に冷やすこと

これらを頻繁に行うと、
柔らかく、熱に弱く、摩擦にも弱いテフロンは、剥がれていってしまうのです。

油をひくことで、フライパン自体の温度上昇を防ぎます。

また、熱を持ったフライパンに、水を掛けると、
急な温度変化によりノンスティック加工やテフロン加工はもろくなってしまいます。

逆に言うと、これらに注意して調理をすれば、
寿命を長持ちさせることが出来るでしょう。

テフロンが剥がれたら害があるのでは？

テフロンは有害、無害という論争は昔からあります。

ただ、一般的な見解としては、
テフロンは体内に入っても、吸収されず体外に出ていくと言われています。

そのため、剥がれたテフロン加工は身体にとって害があるとは言いにくいのです。

また、PFOAという有害物質も最近では使われていないので、
さらに安心です。

テフロンの有害性について詳しくはこちらの記事で書いています。
➤テフロン加工のフライパンに傷や剥がれが！害はない？

テフロンフライパンの復活、再加工は得なの？

さて、剥がれてきたテフロン加工は復活させることも出来ます。

結論としては、私的には買い替えのほうが得かな、と考えます。
一応、復活の方法を紹介しておきますね。

方法としては、2つあります。

1. フッ素革命によるスプレーがけ
2. 専門業者による再加工

1.フッ素革命によるスプレーがけ

より安価な方法としては、
フッ素革命を使うことです。

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このフッ素革命は、
シュッと吹きかけるだけで、フッ素でコーティングが可能です。

ただ、このフッ素革命の評価なんですが、
Amazon・楽天ともにフライパンに使った人の評価は結構悪いです。

耐久性に難アリなんです。
スプレーを掛けるだけなので当然といえば当然ですね。

ちょっとでも寿命を伸ばしたい場合や買い換えるまでの応急処置としての使い方がいいでしょう。

そもそも、テフロン加工というのは、400度近くの高温でしっかりと焼きづけされたものです。
そのため、何度も調理してもすぐに剥がれるということがないんです。

テフロンの復活にはそれなりの技術が必要になってくるのです

2.専門業者による再加工

というわけで、テフロンなどのフッ素樹脂加工をしっかりと復活させたいなら、
専門の業者を使いましょう。

アルファ技研
http://www.alfa-giken.net/

上記のような業者に依頼することで、しっかりとテフロンを復活させてくれます。

しかし、値段が2000円からと高額なのがネックです。

5000円以上するフライパンでしたら、その費用に見合うのでしょうが、
500円などの安価なフライパンの場合、買い替えたほうがお得です。

最近は技術も向上し、安価なフライパンでもしっかりとコーティングされています。
買い替えの方がコストパフォーマンス的にはいいのではないでしょうか。

テフロン加工のフライパンの寿命と復活のまとめ

テフロン加工のフライパンの寿命は使い方によります。

• 空焼きなどで予熱を与える
• 油を全く引かずに調理する
• 金属の調理器具で傷つける
• タワシなどで洗う
• 熱したフライパンを急激に冷やす

以上のことを頻繁に行っていると、寿命は縮まります。

また、テフロンの復活方法ですが、

1. フッ素革命の活用
2. 専門業者に依頼

の2つがありますが、
私としては買い替えのほうが得かな、と感じます。