有給休暇って取りづらいですよね。新人なんて特に。
ましてや、月か金を休んで3連休、ゴールデンウィークやその他連休にくっつけるなんて勇気がいります。
しかし、そうでもしないと旅行にも行けないし、ちょっと不便ですよね。
そこで、有給休暇を連休にして、旅行に行きたい新入社員向けに記事を書きました。
有給休暇を連休にしても大丈夫か?
まず、こういった話題を語る上で避けて通れないのが労働基準法についてですが、今回はスルー。
有給休暇は法律で決められた権利…とか、どうしても休んでほしくないときは時季変更権を行使…とか。
もちろん、法律の観点から語るのは重要ですが、結局は仕事って人と人の関わり合いで出来ているものです。
もしも、あなたがその会社で長く働くつもりなら、周りの人間に迷惑がかかる行為は避けるべきです。
正直、この有休については雇用主相手にほぼ有無を言わさず行使できてしまう権利ですが、自分ばかりそれを主張しすぎて雰囲気を悪くしてしまっては、その会社に居づらくなるだけです。
ですので、今回は法律面ではなく、職場の雰囲気的な面で書きたいと思います。
さて、早速ですが、有給休暇を使い連休にしてもいいのかということについて。
- 金曜日を休んで金土日の3連休。
- 月曜日を休んで土日月の3連休。
- ゴールデンウィークやシルバーウィークの間の平日に休んで大型連休。
など、色々な方法が思いつきますが、こういう連休を作るときってすごく気を遣います。
特に新人のときなんかは、有給休暇すら使ってもいいかわからない状況ですもんね。
結論から言いますと、有給休暇を使って連休にすることは問題ありません。
なかには、年寄なんかだと「やる気がないのか」「常識的に考えてあり得ない」と思う方もいるかもしれません。
ですが、先に書きましたように、有無を言わさず有休を使うのではなく、周りに気を遣いながら使うのであれば全然問題はありません。
具体的にどういうことかといいますと、下記のような空気を読めない行動はやめましょう。
- 会社の繁忙期に有休を使う。
- 自分の仕事の締め切りがもうすぐなのに有休を使う。
- 当日に有休の申請をする。
このような行いは、自分に不利益になるばかりか、他人にも多大な迷惑を掛けます。
これは、連休以外で有休をとる際にも当てはまりますよね。
しかし、やはりこういった連休に不満を持つ人は出てこないか不安ですよね。
そんな時は素直に年の近い先輩に相談したり、周りの人の有休の使い方を観察してみましょう。
自分の会社がどの時期に忙しく、どの時期に休みやすいのかしっかりと情報収集することも大切です。
また、周りへの根回しも出来ればやっておくことです。同期や同じ課の同僚などに「この日を休みたいので、なにかあったら連絡ください」など簡単なことでも大丈夫です。
が、できれば今の仕事の状況を伝え、簡単に引き継いでおければ完璧でしょう。
有給休暇で旅行に行くのに理由はどうする?
さて、このような連休を取りたいということは旅行に行きたいという理由が多そうですね。
このとき正直に旅行に行くので有休くださいと言っていいものか悩みますよね。
まあ、ぶっちゃけ理由なんてなんでもいいと思います(笑)
「私用のため」で十分ですし、理由を言わずに休んでしまえばいいと思います。
そして、あとから旅行に行ったというお土産話やお土産を買っていけばいいでしょう。
しかし、しっかり理由を言え、旅行なんて理由では許さんという会社もあるかと思います。
その際は、「親族の手術」「家族の看病」「役所に書類を届ける」などの理由をでっちあげ、同僚には旅行に行くという話は絶対にしてはいけません。
どこで広まるかわかりませんので。
新入社員は有給休暇を使えないの?
さて、ここまで書いてきましたが、そもそも新入社員なので有給休暇を使うのに気が引けるし、使ったら周りに冷たい目で見られるので使えない。という方もいますよね。
しかし、先ほどまでかいてきました、
- 空気の読めない取り方はしない。
- 周りの先輩がどのように取っているか確認を怠らない。
- 周囲への根回しを忘れない。
ということさえしっかりとできていれば、周囲からの冷たい目や使えない新人というレッテルは回避できます。
それに、新入社員だからと過度に気にしすぎるのもよくないと思いますよ。
そこに入社した時点でその会社の一員であることに変わりはありませんし、最近だと有休の使い方がうまい(周りへの根回しや気配り上手)と印象が良く見えたりします。
びくびくして、有休を使わないよりも、一度チャレンジしてみて怒られたら、何が悪かったか考えてみるというアグレッシブさも時には必要です。
まとめ
さて、有給休暇を使い連休を取る際に重要なのは、
- 周りに迷惑を掛けないこと。
- 周りのやり方を確認すること。
- 周りに根回しをすること。
の大きく分けて2つとなります。
そして、有休を使う際に理由は必要ありませんが、どうしてもというときは、家族のことを引き合いに出すのが一番でしょう。
新入社員であっても、こういった有休は使うべきです。
むしろ、使いつつ注意されたりしながら有給取得の方法を学んだり、社会人としての一般常識を学んだりすべきだと思います。
それでは。
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