社内での業務連絡にメールを使うことは多いですが、その中でccという機能について考えたいと思います。
同じメールを複数の宛先に送る場合に便利な機能ですが、使い方を間違えると、思わぬトラブルを起こしかねないので、慎重に使うべき機能ですよね。
ビジネスメールがccで送られてきたのはどういう理由?
送信者が、メール本文の内容をあなたにも知らせたいか、
送信者があなたにそういうメールを送ったという事実を認識して欲しいか
のどちらかになるでしょう。
あなたにもその情報を共有して欲しいと思っているということです。
もし、その内容が自分には関係ないのに何故?と思ったら、すぐに送信者にその疑問をぶつけるべきです。
送信者のミスであなたへも送ってしまったのかも知れないし、何か理由があってあなたにも送ったかも知れないですしね。
ビジネスメールでccへの返信の際に注意しておきたいことは?
返信の宛先については、ごく普通に単純に考えればいいと思います。
メールを送る宛先というのは、当たり前ですが、送信者の意図で決めることです。
メインの宛先もccに書く宛先も送信者の意図で決めています。
ですので、あなたが受信したメールに返信したい場合、
- あなたが送信者にだけ返信したいのか
- ccに記載されている人へも送信したいのか
を考えて、宛先を決めることになります。
そして、宛先を決める上で留意すべき点は、次の4点に絞られるのではないでしょうか。
ccメール返信時の留意点1
当たり前ですが、知らない相手には情報を送らないということです。
ところが、cc宛先のあるメールには、知らないアドレスが書かれていることがあります。
「全員へ返信」というボタンで返信すると、知らない相手に情報を送るということが意図しなくても発生し得ますので、注意をしなければなりません。
勿論、送信者から、ccへも返信を送って欲しいという要望があればこの限りではありません。
ccメール返信時の留意点2
また、仕事の中で、色々なメールが飛び交っている中、無用なメールを送ることは避けたいものです。
メールを受信すると内容を読むことになりますが、不要な内容なら時間のロスになってしまいます。
必要なメールを必要な人にだけ送る、これがロスタイムを作らないために関係者全員が心がけることではないでしょうか。
補足:ccメール送信時の留意点1
これは、返信の場合ではない留意点なので、ここのテーマとは外れますが、大切なことだと思いますので、敢えて書かせて頂きます。
アドレスは個人情報ですので、基本的には他の会社の人にアドレスを知らせないようにしないといけません。
メールを送信するときに、メインの宛先に社内の人間、ccに他社のアドレスを設定したくなることがあるかも知れません。
こうするとccに設定した他社の人とメインの宛先の人がお互いにアドレスを知りあってしまいます。
ですので、その両者が互いにアドレスを知り合っても問題ないかを送信者は判断しなければならず、もしそれが不可の場合には、面倒でも個別にメールを送るということをしなければなりません。
bcc という宛先指定方法がありますが、これはメインの宛先にには知られないけど、bccの宛先には、メインの宛先アドレスが見えてしまうので、注意を要します。
補足:ccメール送信時の留意点2
留意点1と関連することになりますが、アドレスを見てもそれが誰なのか分からないことはよくあることです。
ですので、ccで宛先を設定する場合は、それが誰か分かるような補足情報を記載したほうがいいでしょう。
コメントを残す