五月病になる大学生の原因は?解消法と食べ物について!

大学生の五月病ってかなり多いです。

例えば、高校生の時に大学受験勉強を頑張りすぎた人は、大学に入学して間もないころ五月病になりやすいそうです。

これは、燃え尽き症候群やスチューデント・アパシー・シンドロームと呼ばれいて、よく問題とされています。

そうした、大学一年生の五月病は、やはり、大学生活が過ぎていくと自然になくなるものですが、深刻なうつ状態に陥っってしまう人も出てきます。

そうならないためにも、自覚症状が出始めたいま、しっかりと対策をしておきましょう。

五月病になる大学生のその原因とは?

五月病 大学生

受験勉強を必死に頑張ってきた学生さんは多いと思います。

ただ、第一志望校を目指して毎日何時間も勉強し、やっと入れた大学。

夢と希望に胸を膨らませ、青春を謳歌するぞ。と、バラ色のキャンパスライフを夢見て4月、5月を迎えます。

しかし、

なんだか落ち着かない。


何もやる気が起きない。


そのため、次第に焦燥感にかられる。


そしてさらに落ち着かず、何も手につかず、やる気が出ない。

という連鎖に陥ってしまします。

そういう方が、一定数以上いるのは紛れもない事実です。これが、五月病です。

そして五月病の中でも、受験を終えた大学生によくみられるのが、スチューデント・アパシー・シンドロームです。

スチューデントアパシーシンドロームはきつい受験勉強を終えた後に現れる燃え尽き症候群のことです。

大学生の五月病の大半は、スチューデントアパシーシンドロームといっても過言ではないでしょう。

また、環境の変化なども原因として挙げられます。

地元を離れ、1人暮らしを始める大学生は多いと思います。

地元で十数年慣れ親しんだ環境や友人、そして家族から離れて暮らすことはとても寂しいものです。

さらに、自由な暮らしを手に入れたことにより、生活リズムも乱れてしまいます。

食生活の乱れ、不規則な睡眠などが原因となることも十分にあり得ます。

大学一年生に多い五月病の事例は?

先ほども挙げた通り、スチューデントアパシーシンドロームにかかってしまう大学生は多いように感じます。

それ以外で、五月病となってしまう事例は、

例1.4月にうまく友達が作れず、その後友達を作る機会を逃してしまう。
この時期はサークルに入ったり、講義が一緒の同級生と仲良くなったり、みんなが積極的に友達を作りに行きますね。
しかし、この時期を逃してしまうと、中々うまく友達を作れなかったりします。
そのため、孤立して周囲の環境になじめず、五月病を発症してしまうというケースがあります。

次に

例2.単位を取れないと留年してしまうという恐怖心
高校までは、単位はほとんど落とすということはありませんでしたよね。

しかし、大学ではテストの点数と出席数次第でバンバン落としてきます。
せっかく入った大学で、単位を落としてしまったら、親に顔向けできない。
落とされないように勉強しなきゃ、という焦りから五月病となってしまうケースがあります。

次に

例3. 近年の大学のレベルの低さ。
大学は元々、新しい技術や知識の研究、蓄積という目的で設置されたものです。
しかし、近年は人生のモラトリアムを満喫する場と変化しつつあります。
しっかり研究をしたいなら、大学院に行くしかありません。

学問に夢や希望を持ち入学した大学生にとってそれは厳しい現実となるでしょう。

五月病の対策に食べ物が有効?

五月病の原因の一つとして、1人暮らしによる環境の変化を挙げました。

1人暮らしをすることで、今まで親が作ってくれていた栄養に配慮された食事ではなく、自分で惣菜などを買ってきたり、インスタント食品に頼った生活になりがちです。

そういった食生活の乱れは、五月病の回復に遅れを生じさせます

五月病にかかってしまうと、何もやりたくない無気力な自分自身に多大なストレスを感じます。

そういう時、栄養素としてたんぱく質を消耗してしまうそうです。

ですので、赤身の肉、卵、魚、大豆製品などでたんぱく質を補給するようにしましょう。

また、ビタミン、ミネラルなどを緑黄色野菜から補給しましょう。

そして、夜寝る前に牛乳を飲むことで、神経を鎮静させ、良い眠りを促します。

すると、生活リズムが整い、五月病も回復の兆しを見せるでしょう。

スチューデントアパシーシンドロームなどは、燃え尽き症候群ということで、問題の根は過去のことですので、前を向く元気を補充するのが一番です。

しかし、友達が出来ないことや大学にやりたいことがなかった場合、問題の根が消えない限りうつ状態は脱せないことと思います。

そんな場合は、大学のスクールカウンセラーに相談してみましょう。

スクールカウンセラーなんて大したことないだろうと思い、二の足を踏みがちですが、

彼らは、学生の悩み解決のプロです。

うつ状態のとき、そもそもそこまで足を運ぶのも面倒だと考えてしまうでしょうが、このブログを読むだけの行動力と早く治したいという気持ちがあるのなら、動けるはずです。

これからの人生が変わりますよ!

大学生の五月病についてまとめると。

さて、大学生がかかってしまう五月病には、

  • スチューデントアパシーシンドローム
  • 生活リズムの変化
  • 環境からの孤立
  • 大学への過剰な期待とその現実に対する落胆

などがありましたね。

あなたやあなたの周囲の人はどの種類の五月病でしょうか。

スチューデントアパシーシンドロームや生活リズムの変化などは、規則正しい生活を心掛ければ次第に回復することでしょう。

孤立してしまった場合などは、アルバイトを始めるなどで自分の周囲の環境を変える努力なしには解決しないでしょう。
思い切って、一歩足を踏み出してみてください。

大学への期待と落胆の場合は、もう一度別の大学へ入学しなおすという手もあります。
自分の将来についてしっかりと考えている中で、自分の思い通りの未来が描けるよう、環境を変えるということは誰からも責められるものではありません。
が、親にはしっかりと相談しましょう。

いずれの場合にしても、大学のスクールカウンセラーによるカウンセリングは有効です。

是非とも活用してみて下さい。

あなたの将来が、より一層明るく照らされることを祈っています。

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