沖縄の海がきれいな理由は?おすすめな時期と穴場スポット!

沖縄の海といえば、透き通ったきれいなエメラルドグリーンであったり、澄んだ青色で癒されます。

しかし、なぜ沖縄の海は透き通るような青色をしているのでしょうか。
それには、光の反射や沖縄の海、潮の性質が関係しています。

今回は、同時に沖縄の海をきれいに見れる時期や穴場な場所についても説明していきます。

沖縄の海がきれいな理由とは?

まず、沖縄に限らず、海全般がなぜ青く見えるのかについてお話します。

その大きな理由としては、太陽光の反射が理由であると言えます。

太陽光が
1.海面から反射
2.海中の水やプランクトンによる吸収
3.海底の反射

上記の海面、海中、海底の3つの場面における反射によって海は青く見えるのです。

それでは、一つ一つ見ていきましょう。

沖縄の海きれいな理由と穴場と時期

1.海面からの反射

太陽光は、海面に斜めに入射することでその光が反射され、我々の目に届きます。
その際、空の青色が反射によって目に届き、海の色が青く見えるのです。

これは、富士山が湖に反射して写っている写真からも理解できると思います。

ただし、曇りの日や夕焼けの時間、夜などは空の青さもなくなるため、海の青さは半減します。

しかし、曇っていてもそこに光さえあれば海は多少青く見えるのです。

その理由が次に説明する海中と海底の話になります。

2.海中の吸収

海面の反射にから逃れて海中に侵入した太陽光は、海底に達するまでに様々な物質を通り過ぎます。

その中で触れる割合が最も多いものが、「水」です。

光は簡単に表すと「赤」「オレンジ」「黄色」「緑」「青」「紫」のような色で出来ています。

これは、光の波長の中でも可視光線(目に見える光)と言われるものですが、難しいことは置いておきます。

水は、この色の中の「赤」系の光を吸収していくのです。

そうして残った青い光がどんどん改定へと進んでいきます。
海底までの距離が深ければ深いほど、赤は吸収され濃い青が残っていきます。

また、海中に存在するプランクトンが赤や青の光を吸収することで、オレンジや緑などの光も海底に進みます。

ちなみに、ダイビングなど海中で海を見ると青く見えるのは、空の色ではなく、水によって赤が吸収された太陽光の色です。

3.海底からの反射

最後に海底まで進んだ光が反射し、地上へ戻りその光が我々の目に飛び込んできます。

今まで海中では、赤い光が主に吸収され、青い光もプランクトンなどにより微量ですが吸収されていきました。

そこで、海底から反射する光は青に近い色となって飛び出してくるのです。

4.沖縄の海がエメラルドグリーンな理由

1~3まで説明しましたが、沖縄の海がきれいな理由は、2、3が関係しています。

まず、2で説明した海中の話ですが、沖縄の周辺の海域は黒潮といって、プランクトンに乏しい海流となっています。

プランクトンが乏しいことで、青い光の吸収率は下がり、「赤」系の光のみが水によって吸収されます。

それにより、沖縄の海中の太陽光は青の純度がより高くなるのです。

また、海中にプランクトンなどが少ないため、そうした不純物による反射が途中で起こりにくく、光が海底まで届きやすくなります。

そして、海底にはサンゴ礁がひしめいています。
サンゴ礁の白い色は、光のどの波長でも反射する性質を持ち、海底まで届いた純度の高い青い光をすべて反射してくれます。

そうした理由から、沖縄の海はきれいな青色となるのです。

  • 深い部分は、水による赤の吸収率も高いことから、青が濃くなり、きれいなコバルトブルーに、
  • 浅い部分は、不純物も少なく、透き通っているため、緑~青のエメラルドグリーンとなるのです。

沖縄の海がきれいに見れるおすすめな時期は?

ここまで長々と説明してしまいましたが、上記は、分かりやすくするためにかなりかみ砕いています。

もしも誤りや分かりにくい部分があればご指摘ください。

さて、沖縄の海のきれいな理由はここまで説明してきましたが、

きれいな時期というのはいつなんでしょうか。

結論から書きますと、

海の濃い青色を見たいなら、夏

海の澄んだ透明度を感じたいなら、冬

をおすすめします。

夏は、空の青が濃いため、海面の反射でより海は青く見えます。
また、海の流れも穏やかなため、若干プランクトンなどの流れも滞りがちになります。

そのため、穏やかな濃い青色を見たいなら夏がおすすめです。

冬は、海の流れも活発で、濁りも少ないため、透明度の高い海が見られます。

個人的には、冬の海の方がきれいでおすすめです。

沖縄の海がきれいに見れる穴場スポットとは?

基本的に沖縄のビーチはどこもきれいなエメラルドグリーンです。
そして、いたるところビーチだらけです。

他のサイトでもたくさん穴場スポットは紹介されていますが、
紹介した時点で穴場ではなくなってしまうというジレンマがあります。

というわけで、ビーチについてはここでは詳しく書きませんが、大まかな場所を載せておきたいと思います。

場所さえわかれば、その辺ぶらぶらしているだけでビーチはわんさか見つかりますので(笑)

本島からも日帰りで行ける離島として、以下の3つをおすすめします。
比較的人の少ないビーチも多いのでのんびりできる場所も見つけやすいです。

浜比嘉島(はまひがじま)

水納島(みんなしま)

阿嘉島(あかしま)

阿嘉島は観光客間で人気の慶良間諸島(阿嘉島、渡嘉敷島、座間味島)の一つです。その中でも人は少ないと思われますが、
近年は名前も知られてきているため、不安はあります。

以下の伊良部島は宮古島に行く方におすすめです。

伊良部島(いらぶじま)

伊良部島は宮古島から252号線を走ってたどり着けます。
宮古島でビーチを探すよりも、こっちに来た方が穴場は探しやすいかと思います。

まとめ

海の青さは、海面の反射、海中の吸収、海底の反射の3要素からなります。

沖縄の海は、不純物が少ない海中と白いサンゴ礁がひしめく海底のおかげでエメラルドグリーンに見えるのです。

また、透明度の高い海を楽しみたいなら冬の海がおすすめです。

沖縄はビーチが至る所にあるので、観光雑誌やネットでもあまり取り上げられていないビーチを自力で探すのも面白いと思いますよ。

1 個のコメント

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。