浪人生活はつらい?楽しい?不安への対処やスケジュールは?

志望校に落ち浪人生活を送るか、滑り止めの私立に行くか。
まずはここで悩む人が多いですよね。

浪人生活を決意したらしたで不安が押し寄せてきます。

浪人生活は辛いとも言うし、楽しいとも言う。
本当のところはどっちなのか。

スケジュールにも触れつつ書いていきます。

浪人生活はつらい?楽しい?

浪人生活つらい楽しい、不安とスケジュール

私自身、1年間浪人生を経験しはっきりと断言できます。

浪人生活はつらいです。楽しくありません。

ただ、浪人中は辛くて仕方がなかったのですが、今思い返すと案外楽しかったのかなと勘違いしそうになります。
その理由について、「浪人生活のつらい部分」「浪人生活の楽しい部分」に分けて書いていきます。

浪人生活のつらい部分

浪人生活のつらい部分を箇条書きにすると、

  • 世間からの疎外感・孤独感
  • 先の見えない不安や焦り
  • 親への申し訳ない気持ち

こんな感情を1年間ずっと抱えることになります。

日常の些細な出来事に対してもイライラしたり、急に不安な気持ちになったりと心がどんどん摩耗していきます。

世間からの疎外感・孤独感

もしもあなたが自宅浪人(宅浪)をするのなら特に言えることですが、社会に対する居場所が完全になくなります。

いうなれば、浪人=ニートです。

浪人初めのうちは勉強へのモチベーションも高く、心機一転頑張ろうという気持ちで満たされています。
ただ、人はどこかに所属していることで満たされる生き物ですので、じわじわと孤独を実感してきます。

さらに、ゴールデンウィークになると大学に進学した友人が帰省してきます。
そこで大学の楽しい話を聞くのです。

サークル、飲み会、旅行、彼女。

こうした楽しいことから離れて一人孤独に戦い続けなくてはなりません。

少し経ってくると所属欲求を満たしたいがためにアルバイトを初めたくなってきます。

浪人とアルバイトの両立についてはこちらの記事で詳しく書いています。
浪人生のバイトいつまでなら両立できる?おすすめバイトは?

バイトするならタウンワークよりも在宅ワーク?

また、時間に余裕を持ちながらお金を稼ぎたいなら在宅ワークがおすすめです。

クラウドワークスならライティングや英語の翻訳の仕事など自宅で出来る仕事がたくさん掲載されています。

雇用契約ではないので、簡単に始められて時間に縛られずに仕事ができる。
いわゆるフリーランスですね。

↓興味があれば無料登録だけでもしてみてください。


日本最大級のクラウドソーシング「クラウドワークス」

先の見えない不安・焦り

あと1年がものすごく長く感じます。

現役生の頃と違い、焦りと不安がMAXの状態で4月を迎えます。

「1日10時間の勉強をしなきゃ」
 ↓
「今日は午前中勉強できなかった」
 ↓
「朝起きれない」
 ↓
「午後は休憩なしで勉強しなくちゃ」
 ↓
「今週は何も手がつかなかった」

どんどん負のサイクルにはまり、いつしか勉強に対するモチベーションも下がってしまいます。

勉強なんてもういいや、と投げ出してしまえば楽になるのにな、と考え始めます。

親への申し訳ない気持ち

1年間ニートを育てる羽目になった親に対してめちゃくちゃ後ろめたい気持ちになります。

自分が志望校に落ちたせいで予備校の学費や通学費、参考書代、食費を出してもらわなくてはいけません。

お金を手渡ししてもらうときに毎回申し訳ない気持ちになります。

浪人生活の楽しい部分

ここまでつらい部分を書きましたが、今思えば楽しかったのかなと思う部分もあります。

  • 自己分析をしまくった
  • なんだかんだ言って自由

以上の2点ですが、楽しいというよりも充実という言葉に近いかもしれません。

自己分析をしまくった

浪人すると学校に通う必要もないですし、1日中ぼーっと思索にふけっていても誰からも文句は言われません。

ですので、勉強やめたいって思ったときには机に座って勉強するふりをしながら、大学のこと、将来就きたい仕事のこと、これからやってみたいことなど色々と考えました。

他にも今までの過去幼稚園から小学校、中学校、高校とどのように生きてきたのか、今まで何を成してきたのか。
悶々と考え続けました。

そりゃもう、就職のエントリーシートめちゃくちゃいい感じで書けそうなくらい、自己分析しました。
このおかげで大学4年生の就活は結構やりやすかったくらいです。

それに、大学行ったらやりたいことを考えていたおかげで、いろんなサークルに入ったり、海外にバックパッカーに行ったり、学部を超えて色んな友だちができました。

浪人して死ぬ思いで入った大学だからこそ、全力で大学生活を送ることが出来ました。

なんだかんだ言って自由

浪人中は勉強するもしないも自由です。

誰が見ているわけでもありませんし、予備校に行くふりしてどっか遠くに一人旅なんてこともできちゃいます。

まあ、そんなことばっかやっていたら受かるものも受かりませんが、たまの息抜きがめちゃくちゃ楽しいと言うのはありましたね。

それから、私は予備校に通っていましたが、ほぼ自習室のみ使うようなカリキュラムでした。
他の周りの浪人生たちは結構和気あいあいとしていて、同じ目標に向かう仲間がいるのは羨ましいなと感じたものです。

もしあなたが予備校に通うのなら、そうした仲間を作れればもしかしたら楽しい浪人生活が送れるかもしれませんね。

浪人生活の不安への対処や過ごし方は?

上で書いたように、浪人生活というのは不安で仕方ありません。
これについてはもう合格するしか対処の仕方なんてないともいえます。

ただ、私が不安になったときは時々全く関係のない本を読んだり、一人でどこか遠くに行ったりして対処していました。

浪人生活で感じる不安としては、

  • 成績が上がらない不安
  • 勉強時間が取れない不安
  • また落ちるかもしれない不安

等があると思います。

成績が上がらない不安

浪人の初めの頃って模試を受けると結構いい成績が出るんですよね。
まあ、それは現役生が3年生になりたてで本気を出していないだけなんですけどね。

だから後半になってくると成績の上昇がストップし、むしろ成績が落ちてくるなんてこともあります。
そうすると不安で不安で仕方なくなってきます。

ただ、この場合でもちゃんと勉強していれば現役のときよりは成績が上がっているはずなんです。
ここで不安で焦ってしまうと勉強に集中できないので、気にせず平常心でいることが大切になります。

勉強時間が取れない不安

浪人すると自由であるがゆえに朝寝坊したり、勉強をサボってしまったりしてしまいます。

すると、なんで今日はこんな少ししか勉強しなかったんだろうと自己嫌悪に陥ります。

ただ、今日出来なかったことにくよくよしていないで、次の日は頑張ろうと割り切らなくてはいけません。

そのためには次の日のスケジュールを組んだりするのも有効な手になっってきます。

毎日スケジュール通りに出来たかどうかを振り返ることで、感情的にならず機械的に反省ができるようになります。

また落ちるかもしれない不安

まあ、これはどうしても1年中ついてくる不安ですよね。

もうこれは、勉強するしか不安を取り除く方法はないといえます。
あとは試験日がすぎるのを待つしかありません。

せめて悔いのないように当日を迎えられるようにしっかり準備しましょう。

浪人中の学習環境は整えましたか?

浪人中は、学習環境も自由に決められます。

ほとんどの人は予備校に通いますよね。
ただ、それだけでは不安な場合、以下のような動画教材で学ぶのもおすすめです。

もちろん、宅浪ならば必須のツールになりえますよ。

↓分かりやすい講義動画でしっかりと学習できるアプリです。
リクルートが出しているだけあってクオリティはめちゃくちゃ高いですよ。


スマホで使えますが、もしも自宅にPC環境があれば、PCでも学習できます。

浪人生活のスケジュールってどんな感じ?

さて、上で書きましたが勉強時間が取れない不安を取り除くためには次の日のスケジュールを組む、ということ。

スケジュールを組むことで、毎日の振り返りを機械的にこなすことができるため、不安という感情を押し込めることが出来ます。
それに、スケジュールを組めば意外と効率的に勉強ができるんです。

というわけで、浪人生活はどんなスケジュールで過ごせばいいのでしょうか。

私の場合

朝9時から夜20時くらいまで予備校で勉強していました。

だいたい1時間30分毎に10分間の休憩をはさみ、
昼食休憩は45分くらい

だいたい予備校での勉強時間は9時間くらいでしょうか。
それから自宅では帰ってから1時間くらい勉強していました。

10時間勉強できればその日のノルマは達成という感じです。

~7時 起床

7時~9時 通学など

9時~20時 予備校

20時~21時 帰宅

21時~22時 テレビ

22時~23時 勉強

23時~   就寝

というかんじでしょうか。

まあ、勉強するふりして考え事したりする時期もけっこうありましたけど、大雑把なスケジュールはこんな感じです。

私の場合は、上記のような感じで10時間という勉強時間でしたが、効率は悪かったように感じます。

10時間も勉強せずとも、もっと工夫をこらしたスケジュールを作るべきだったと反省しています。

例えば、思い切って昼寝をする時間を作ってみたり、午前中は家で勉強したり、逆に家では一切勉強しなかったり。

要はメリハリが大事です。
それと適度な息抜きも。

これらを意識して、ぜひご自身に合ったスケジュールを作ってみてください。

浪人生活はつらい?楽しい?不安とスケジュールのまとめ

浪人生活はつらいのですが、私自身の経験で改めて思い出すと、楽しいというか充実して過ごせたように思います。

浪人中は色々な種類の不安が襲ってきますが、これも試練だと乗り越えることができれば、きっとその経験は今後の糧になるでしょう。

そのためにもメリハリをもち、適度な息抜きもしつつ、スケジュールを組み立てるようにしましょう。

浪人関連の他の記事はこちら!
私立か浪人して国立!学費的にどっち?浪人のメリットは?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。