信州は、名湯の宝庫と言われますが、諏訪湖周辺もそのひとつ。
最近では、「君の名は。」の聖地として、糸守町のモデルとしても話題になりました。
せっかく諏訪湖に遊びに行ったなら、温泉にも入って疲れを充分に癒して帰ってきたいものです。
宿泊しなくても、日帰りで楽しめる温泉が沢山ありますのでその中でも特におススメの6つの温泉をご紹介します!!
上諏訪と下諏訪
諏訪市内は一般家庭や小学校、百貨店にまで温泉が引かれているくらい湧き出る温泉量が豊かです。
そして、諏訪湖周辺の温泉は、『上諏訪』と『下諏訪』といわれる二つのエリアに温泉が集中しています。
『上諏訪』は、四つある諏訪大社のお宮のうち「上社本宮」と「上社前宮」のある諏訪湖の東岸エリアのことです。
『下諏訪』は、残りの「下社春宮」と「下社秋宮」がある諏訪湖の北岸エリアのことです。
中山道と甲州街道の交わるところにあり、中山道唯一の温泉宿場として栄えてきました。
この二つのエリアに分けてご紹介して行きます。
【上諏訪エリア】
片倉館
日本最古を誇る温泉保養館で、「千人風呂」が有名です。
天然温泉を豊富にたたえる大理石造りの浴槽は、
男女どちらも一度に100人が入浴できるくらいの広さ。
(1000人ではないんですね(笑))
底には玉砂利が敷き詰められていて立つと足裏に程よい刺激があります。
入浴料金
大人650円 子供450円
住所
諏訪市湖岸通り14-1-9 (0266-52-0604)
渋の湯
諏訪地域ではナンバー1の呼び声も高い源泉かけ流しの温泉宿です。
日帰りも可能。
蜜のようにトロトロの金色の湯船で、つるつる、すべすべの美肌効果がすぐに実感できます。
露天風呂は「たる露天」と「ます露天」があり、湯船の入れ替えは毎日徹底されていてとても新鮮ですよ。
入浴料金
大人1000円 小学生500円 (食事付入浴4000円~)
住所
諏訪市湖岸通り3-3-24(0266-52-2655)
諏訪湖 間欠泉センター
間欠泉は、温泉量の豊富さを象徴する光景です。
現在は5m程ですが、掘削中の昭和58年ころは、50mまで自噴して、世界第2位の高さを誇りました。
屋外に温水ならぬ温泉プールがあり、ここからも間欠泉が見られますよ。
家族で行くと楽しめますよ。
入浴料金
16歳以上 510円 4歳以上 300円
住所
諏訪市湖岸通り2(0266-52-8282)
【下諏訪エリア】
毒沢鉱泉 神乃湯
標高1000mの里山で杉の木立が立ち並び静寂に包まれています。
鉄とミョウバン、硫酸塩を豊富に含む赤茶色の源泉は足腰の疲れをとり、美肌効果もあります。
また、飲用にも使われて、胃腸を整えます。
入浴料金
700円
住所
諏訪郡下諏訪町社7083(0266-27-5526)
遊泉ハウス 児湯
子宝の湯として知られる下諏訪温泉の代表的な共同浴場です。
子宝に恵まれたいご夫婦は一緒に行くとイイことあるかもしれませんよ。
大浴場には打たせ湯とかぶり湯、そして超音波ジェット湯もあります。
入浴料金
大人220円 小学生以下110円
住所
諏訪郡下諏訪町横町木の下3477(0266-28-0823)
信州しもすわ温泉 ぎん月
下諏訪温泉郷のちょうど真ん中あたりに位置している和風旅館です。
源泉である『綿の湯』源泉は地下からくみ上げて、
加水、加温一切なしで空気に触れることなく館内に引湯されています。
赤ちゃんでも安心な肌に優しい温泉です。
ヒノキの香りがすがすがしい露天風呂の「松月の湯(男湯)」と「月船の湯(女湯)」が人気。
ちなみに・・・『綿の湯』には語り継がれている神話があります。
昔、諏訪大社上社の女神が湯を含ませた化粧の『綿』をもって諏訪大社下社に渡りました。
その時、持っていた『綿』から湯がしたたり落ち、
その湯が上諏訪から下諏訪にまで広がるように流れて子と地域が温泉になったとのお話です。
霊験あらたかな有り難い温泉なのですね。
効能も、神経痛、冷え性、慢性皮膚病、動脈硬化、虚弱体質など14種類もあります。
入浴料金
入浴は、食事付コースになっていて、
4500円の「新月コース」から7500円の「満月コース」まで4コースから選べます。
住所
諏訪郡下諏訪町立町3306(0266-27-5011)
以上ですが、諏訪湖を散策して諏訪大社を参詣、そして温泉へというコースがおススメです。
エリアも狭いので移動しやすいですし、比較的短時間で回れますよ。是非楽しんできてください。
コメントを残す