暖かくなってくると、段々と薄着になる機会が増えてきますよね。
白いＹシャツやＴシャツなんかを着て出かけるという方も多くなってくるかと思います。
そんなある日、洗濯物を干していると白い衣服の脇の部分に黄色いシミが！
かなりショックですよね。
この衣服の黄ばみは白い服だとかなり目立つものです。
そんな汚れは、今から紹介する方法でさっさと落としてしまいましょう。
そして、今後汚れにくいようにする予防方法も合わせて提案してみますね。
脇汗による黄ばみの原因とは？
まず、なんで脇の部分が黄色くなってしまうの？
その黄ばみの原因にはいくつかあります。
- ワキガによる黄ばみ
エクリン腺とアポクリン腺という2種類の汗腺があるのですが、ワキガの原因となるのが、アポクリン腺です。 このアポクリン腺からリポフスチンという成分が出てきて、これにより衣服が黄ばみます。
- 汗と制汗剤の反応による黄ばみ
制汗剤に含まれる固形物がたんぱく質などを含み衣服に付着し、黄ばんでしまうそうです。
- 汗腺の機能低下による黄ばみ
1日中涼しいところにいると、汗腺の機能が低下し、汗の色が濃くなってしまうこともあるようです。
脇汗による黄ばみの落とし方はこれ！
そんな頑固な黄ばみを落とすには、
重曹を使う方法があります。
重曹は炭酸水素ナトリウムというアルカリ性の物質で出来ているそうです。本来、料理する際のふくらし粉として使われますが、薬局の洗剤用品売り場などにも置いてありますよ。
皮脂に含まれる酸性の物質とアルカリ性の重曹で中和反応を起こし、皮脂を溶かすというものです。
その方法ですが、
重曹を大さじ一杯とぬるま湯を500mlのペットボトルに入れましょう。
出来上がった重曹水で黄ばんだ衣服を浸して1晩置きます。
その後、浸した衣服を取り出し洗濯します。
それだけで、黄ばみはかなり取れていることと思います。
しかし、それでも落ちない場合は、漂白剤を混ぜるという方法も試してみてください。
用意するものは、重曹と酸素系漂白剤です。
これを1：1の割合で混ぜ、黄ばみの部分へ塗ります。
この際、温風などを当てると効果的です。
その後、普通に洗濯してください。
これで、かなり頑固な黄ばみも落ちるはずです。
※ガスが発生するため、必ず換気をしましょう。
※漂白剤はおしゃれ着や色柄物に使ってしまうと、傷んでしまう可能性があります。ご注意ください。
重曹のみの使用の場合は、問題ないでしょう。
脇汗による黄ばみの予防方法とは？
そもそも、脇汗をかかなければ黄ばみなんて気にする必要ないんですけどね。
しかし、そんなの汗腺を除去する以外方法はないですよね。
ですが、脇汗をやわらげたり、黄ばみを予防することは十分に可能です。
以下のような方法で、こまめにケアすることで脇汗の抑制、黄ばみの予防になります。
制汗剤、ミョウバン水を使うことで汗の量を抑制する方法があります。
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一日中これだけ塗っておけばニオイませんよ。まったく！
制汗剤が黄ばみの原因となってしまう場合もありますので、
洗濯時にこまめに漂白剤を使い汚れを落とすようにしましょう。
また、帰宅したらすぐに衣服をぬるま湯に付けるなどして、付着した皮脂を取ることも有効です。
脇汗の黄ばみの落とし方まとめ
まずは、衣類を傷めないためにも黄ばみを落とすときは
- 重曹を使いましょう。
- それでも落ちないときは、酸素系漂白剤との併用で乗り切りましょう。
黄ばみの予防策としては、
- 上で紹介した制汗剤やミョウバン水を使い汗の量そのものを抑制すること
- こまめに漂白剤やぬるま湯に付けるなどして、原因となる皮脂を取り除くこと
などで対応しましょう。
春や夏に上着なしで過ごすとなると、汗のシミって気になりますよね。
この季節に気兼ねなく仕事や遊びに出かけるためにも、ここで書いたことを試してみてくださいね。
それでは、失礼します。
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