猫の予防接種は絶対に必要なの?副作用ってある?

飼い猫に予防接種を受けさせようかどうしようか。

迷っている方って結構いるのではないでしょうか。

副作用も心配だし、毎回受けさせるのも面倒だし。

今回は、猫の予防接種の必要性や副作用について書いていきます。

猫の予防接種の必要性は?

猫の予防接種の必要性と副作用

猫の予防接種はした方がいいです。
飼っている状況によっては、絶対に必要、というわけでもありません。

ただ、家族のインフル予防や子供たちの各種予防接種しますよね?

一緒にしないで、と思う人もいると思いますが、
猫や犬を好きで飼っている私たちには猫も家族なんです。

家族の健康は気遣って当たり前、かと思います。

私個人の考えとしては、猫の予防接種は必要であると思います。

猫の予防接種の種類について

その予防接種の必要性や頻度は、その予防接種の種類や猫の状況によっても変わってきます。

猫の予防接種はいろいろな種類があります。
詳しくは動物病院に問い合わせたほうが確実です。

猫の予防接種には「混合摂取」と「単独」で受けられるものがあります。

混合摂取
3種・4種・5種・7種混合の4種類。
単独
猫白血病と猫エイズの2種類。

3種混合
猫汎白血球減少症・猫ウイルス性鼻気管炎・猫カリシウイルス感染症

4種混合
猫汎白血球減少症・猫ウイルス性鼻気管炎・猫カリシウイルス感染症・猫白血病

5種混合
猫汎白血球減少症・猫ウイルス性鼻気管炎・猫カリシウイルス感染症・猫白血病・クラミジア感染症

7種混合
猫汎白血球減少症・猫ウイルス性鼻気管炎・猫カリシウイルス感染症・猫白血病・クラミジア感染症・猫カリシウイルス(2種)

猫白血病は4種以上がに混合予防接種に含まれています。

猫エイズ混合予防接種には含まれていません。
単独接種になりますのでここでだけは注意して下さいね。

予防接種の費用ですが病院によってばらつきがあります。

3種混合・3000円から6000円
4種混合・5000円から7000円
5種混合・6000円から9000円
上記の費用はあくまでも目安です。

かかりつけ又は近くの動物病院で確認してみてください。

室内飼いでしたら3種
外に遊びに行く猫でしたら4種

を受けておいて問題ないです。

予防接種の頻度は1年に1回が理想的です。

ただし、感染症のリスクが少ない場合は3年に1回でも充分です。

感染症のリスクが少ないとされるのは、完全室内飼いで1匹しか飼っていない場合ですかね。

外出する猫ですとどうしても、他の猫と喧嘩したり仲良くしたりしますから心配ですよね。
かかりつけの病院で相談して、予防接種の種類と時期を決めておきましょう。

猫の予防接種の副作用ってある?

上で予防接種大事ですって話をしましたが、気になるのが副作用です。
予防接種を受けてきたら猫の元気がなくなった!なんて経験ありませんか?

ワクチンの副作用ですが、猫の体質にもよりますが極端なことを言うと副作用で死亡してしまった猫もいます。

副作用でよくみられる症状は以下の通りです。

  • 発熱
  • 食欲不振
  • 下痢
  • 嘔吐
  • 不規則な呼吸
  • 顔の腫れ
  • アナフィラキーシーショック

特に怖いのがアナフィラキーシーショック
急激に体調が悪化します。

副作用ですが、通常は2、3日すれば治ります
ただ、酷いと上記にあげた症状が1週間以上続きます。

そうなると病院で点滴をうけなくてはいけません。

免疫力が低かったり小柄な猫はこの副作用が大きくでるようです。

副作用を軽減する薬があるので、予防接種の前に飲ませるといいかもしれません。

ワクチン接種前に問診や健康診断をしましょう。
予防接種と健康診断をセットで考えておけば間違いないです。

極端な事例で死んでしまった猫がいるという話をしましたが、
それほどの副作用は滅多にありません。

副作用は心配ですが、予防接種は受けるべきです。
わかりやすく色々と説明してくれる、信頼できる獣医師を探しましょう。

うちの猫が予防接種した時の話

最後に少しだけうちの子の話をさせてください。

うちの子は元々、野良だったのです。
人懐こい性格で誰にでも挨拶します。

家に入れて飼いだした、
というか寒い雪の日に勝手にお家に上がり込んできたので飼うことにしたのですが、
人懐こいにもほどがあるというかなんというか。

そんなうちの子ですが、飼うからには健康診断や予防接種が必要だと思ったんですね。

子供の頃にも猫や犬を飼っていましたが、犬の予防接種は定期的に近くに獣医師さんが訪れていたところに連れて行ってた思い出しかないし、
猫は両親任せで私のお仕事はご飯をあげて一緒に遊ぶことだったんです。

子供の頃でしたし。

ここで困ったのがどの病院に連れて行けばいいのか、ということでした。

両親が昔飼っていた猫を連れて行った病院はもうないのだそうです。
すごく困りました。

動物病院と一口に言っても市内だけで結構ありました。

野良猫や捨て犬の保護をしているボランティアさんに相談するという選択をとって、そこに来ている獣医師さんに健康診断をしてもらうことで解決しました。

動物病院に行くよりは少しだけ費用が安かったみたいです。

うちの子は、注射しようが去勢手術しようがその日から元気すぎて困惑しました。

話が長くなってしまいましたが、
副作用で死んでしまうというのは本当に極端な例なのです。

猫の体質を把握するためにも、健康診断の上で予防接種をうけるといいでしょう。

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