ティファールなどの取っ手の取れるタイプのフライパンや鍋は
なんとなく食洗機で洗ってもいいかなと思ってしまいますよね。
ですが、これらのフライパンは取扱にも注意点があり、
気をつけなければいけません。
今回は、食洗機でフライパンは洗えるか、書いていきます。
フライパンや鍋は食洗機で洗えるのか?
ほとんどの場合、食洗機でフライパンや鍋は洗わない方がいいでしょう。
洗っても急に問題が起こるわけではないのですが、
そのフライパンの寿命を縮めてしまうことにもなりかねません。
理由は2つあります。
- フライパンのコーティング加工が落ちてしまう
- アルミが変色してしまう
1.フライパンのコーティング加工が落ちてしまう
多くのフライパンには表面にコーティングがされています。
例えば、フッ素樹脂加工でいうと、テフロンが有名ですよね。
ティファールでは名前を変えてノンスティック加工と呼ばれています。
食洗機でフライパンを洗うとそのコーティングが剥がれてしまうんですね。
食洗機では、洗剤にアルカリ性のものを使用しています。
しかし、テフロンなどのフッ素樹脂加工はこのアルカリ性の洗剤によって
徐々に剥がされてしまうんです。
原理としては、テフロン加工の表面に空いたものすごく小さい穴に
アルカリ性の粒子が入っていきます。
そして、テフロン加工と金属の間の結合を壊してしまうんです。
そのため、ティファールやテフロン加工のフライパンは中性洗剤で洗うよう注意書きがされているんです。
また、フライパンの上に食材を残しておくことも、
同じく酸性やアルカリ性の影響を受けてしまうため、コーティングの寿命を縮める事になってしまいます。
2.アルミが変色してしまう
アルミ製のフライパンや鍋も食洗機ではアウトです。
アルミは食洗機で洗うと、酸化てしまい、黒く変色してしまいます。
光沢もなくなってしまうので、食洗機では洗わないようにしましょう。
また、表面にアルマイト加工されたフライパンも同じくNGですので注意しましょう。
食洗機で洗ってもいいフライパンとは?
食洗機でも洗えるフライパンとしては、ステンレス製のフライパンが挙げられます。
ただ、このステンレス製のフライパンにコーティングがされているものは使えません。
ですので、もしも食洗機でフライパンを洗いたいのなら、
表面がテフロンなどでコーティングされているものではなく、
表面がステンレスのフライパンを使うようにしましょう。
ただ、ステンレスのフライパンは熱伝導が悪いというデメリットもあります。
その辺の兼ね合いで選ぶようにしましょう。
例えば、ビタクラフトの鍋は表面はステンレス、中はアルミのため熱伝導もよく、食洗機でも洗えます。
どうしても食洗機で洗いたいという場合は、これも一つの選択肢になりますね。
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ただし、フライパンの場合、取っ手の取れるものを探すと、
ほとんどコーティングされたものしか見つかりません。
ここは諦めて手洗いをするしか無いかもしれませんね。
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「コーティングフライパン専用スポンジ」です。
程よく硬いため、コーティングを落とさずに汚れを落としてくれるスポンジです。
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フライパンや鍋は食洗機で洗えるか?洗えるフライパンまとめ
ティファールやその他、テフロン加工が施されたフライパンは
食洗機で洗うとコーティングの寿命を縮めます。
なるべく食洗機では洗わない方がいいでしょう。
また、アルミやアルマイト加工されたフライパンは黒く変色していまいます。
一方でステンレス素材のものは問題なく洗えるのですが、
フライパンに関して、取っ手の取れるタイプのものが見つかりません。
最終的には、手洗いが一番無難なのかもしれませんね。
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