しそ(大葉)は、お料理の味や香りのアクセントとして手軽に使える食材ですね。
使う部分によって、「芽じそ」「葉じそ」などと呼び名が分かれますが、一般家庭で多く使われるのは、「葉じそ」です。
種類は、「赤じそ」と「青じそ」で、このうち緑色の葉っぱのしそが、青じそ(大葉)です。
普段から何気なく使っているしそですが、洗うのが正しいのか、切り方や保存方法などは特にあるのでしょうか。
しそ(大葉)は洗うべき?
スーパーマーケットで売られているのは、
キチンと束になっていて、なんとなく洗うのは気が引ける時があります。
そのまま使えるような気もしますが、ここは洗いましょう。
しそ(大葉)に限らず、野菜は虫よけに農薬を使って栽培されていることがほとんどです。
もちろん、使用基準を守っているので、たとえ毎日食べたとしても健康被害は出ないようになっています。
しかし、野菜の表面には、「残留農薬」がありますし、
ゴミや土などもついていることがあります。
それらを考えると、一度洗うことをオススメします。
ただ、ゴシゴシとこする必要はありません。
丁寧に水でサッと洗う程度で十分でしょう。
あるいは、キッチンペーパーを水で湿らせてそっと拭く感じでも良いですね。
洗ったあとは、しっかり水気を拭きとってから調理に使いましょう。
しその切り方や保存方法は?
しそを切る時に特に意識していないなんてことありませんか?
せっかくのしその風味を活かすためには、切り方にもちょっとした工夫が必要ですよ。
料理に合わせて参考にしてみてくださいね。
そのまま使う場合
天ぷら・刺身・魚や肉を巻くなど
真ん中の太い茎だけを切ります。
半分の大きさにする場合
肉や魚を包む・食材にのせる
真ん中の太い茎部分を切り取り、タテ半分に切ります。
手でちぎる場合
和え物・かき揚げの具など
食べやすい大きさにちぎります。
散らすように使う場合
サラダ・ちらし寿司など
タテ半分に切ってから、四角い形になるように切ります。
千切りにする場合
薬味など
1~2㎜になるように細く切ります。
いろいろな大きさで使えますが、まず葉脈に沿ってタテに包丁を入れましょう。
真ん中の太い茎部分を切り取ってから、半分にしてそれぞれの大きさにします。
保存方法
使いきった場合は良いですが、また別の日に使うなら風味を落とさずに保存したいですね。
しそは乾燥しやすい食材です。
そのため、すぐにシワシワになってしまうので、保存にひと手間かけましょう。
1.しそをキッチンペーパーに包み、そのまま水につけて湿らせます。
2.ビニール袋やジッパー付きの密閉容器などに入れて、冷蔵庫の野菜室に入れましょう。
冷蔵庫の冷気が直接あたると、凍ってしまうので、必ず野菜室を使います。
しそ切り方や保存まとめ
しそには、梅干しの漬け込みによくつかわれる「赤じそ」と、
ビニールハウスで通年栽培されている「青じそ(大葉)」があります。
一年中出回っているので、ついついよく見ずに買ってしまいがちですが、
良いしその見分け方を身に着けるとオトクですよ。
葉の大きさが、タテ・ヨコともに7~8cmくらいが食べごろと言われています。
色が鮮やかで濃く、葉脈がまっすぐに通っていて、みずみずしいものがオススメです。
もし、保存したあとに取りだしてみて、ちょっとしんなりしていたら、
冷水に全体を浸してから使いましょう。
水分がいきわたって、ピンとした状態に戻ります。
もし、軽く洗う程度では農薬が気になるという人には、
低農薬栽培や、無農薬栽培のしそをオススメします。
最近では、農薬といっても栽培者によりさまざまなこだわりがあることが多いですね。
自分が心から安心できる野菜で、美味しい食事をしましょう。
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