上司からのパワハラ。
わかりやすければ問題ないのですが、分かりにくい圧力ってありますよね。
れいとしては、上司からの無視。これって相当きついものがあります。
こうしたパワハラを上に訴えるとその後はどうなるのでしょうか。
上司から無視されるのってパワハラに該当する?
職場において上司から無視されると、精神的なダメージもあるし、また業務の遂行にも支障がでることでしょう。
そして相手が上司であることから、不満を簡単にぶつけにくいという状況にもなるので、明らかにパワハラに該当すると言えます。
無視という、上司としてあるまじき振舞いをするわけですから、その上司が質の高い人間でないことは確かです。
まずは、自分に原因はないか自問してみる
無視される自分にも原因がないかを自省してみることは意義のあることだと思います。
そして、もし反省すべき点があれば、その改善に向けて努力をすることが大事です。
一皮むけて、それが上司に伝われば、上司の態度も改善されるかも知れません。
それでも上司の態度が改善されない場合、改善してもらうためには、まずソフトアプローチをしてみましょう。
上司からの無視、パワハラに対抗するために
言葉は悪いですが、まずは上司を持ち上げるような態度をとってみることです。
感謝の気持をオーバーにでも伝えることです。
そして、できるだけ上司と仲良くなるようにコミュニケーションをとることです。
また、上司に対するリスペクトの気持も思い切り、態度に出すようにしましょう。
それでも改善されない場合は、強硬策をとるしかありません。
上司からの無視により、精神的苦痛を受けているわけですので、心療内科でそのため診療を受けているという事実を作ります。
そして、その上司宛てに、内容証明をつけて、「今後もこのような態度を続けるな、訴訟を起こします」といった文書を
送付します。
もしもパワハラを上に訴えるとして、その後はどうなるの?
会社の規模にもよりますが、
他部署への配置転換願いを「上司の上司」や「人事部長」に直訴するとか
問題の上司が態度を改めるように働きかけをお願いする
という道もあるでしょう。
上に訴える前にしっかり準備を
ただ、この方法は、しっかりとした準備や確認をしておかないと効果が期待できないだけではなく、
自分の甘えを指摘されて終わる可能性が強いでしょう。
彼らが1人の社員の言葉だけで、動くことは考えにくく、自分の言ったことの裏を取るはずです。
それ故、今一度、この思わしくない現状の根本的原因が自分にないか、再チェックすることをお奨めします。
その上司は上から評価されている人物かどうか
また、その上司の他の部下が上司をどう評価しているかを確認しておく必要があります。
もし、自分だけがこのような目にあっているとすれば、自分に非や原因がある可能性が極めて高くなってきます。
少なくとも、直訴した人事部長などはそれを知ると、そんな判断をするはずです。
また、自分を無視する上司がその上司からいい評価を受けているのかを、予めリサーチしておきたいところです。
いい評価を受けていたら、直訴の効果は期待が薄いと思います。
合わせて前向きな改善策を用意しよう
また、直訴する場合、は現状における問題提起だけでなく、
前向きの改善点を提案するなどして、自分を売り込むぐらいの気概で臨んだほうが
効果があると思います。
そして直訴の結果、状況が改善されなかった場合、自分への人事評価が下がるかも知れないので、ある種の覚悟をした上で、直訴したほうがいいでしょう。
このように書くと、何かお先が暗いようになってしまいますが、私は、先に書きましたソフトアプローチで改善される可能性が高いように思っています。
もし、それで改善されなかったとしたら、その上司は相当に質が悪く、多くの部下から信頼されていないと思いますので、直訴した場合に周囲があなたに援護射撃してくれるように思うのですが、楽観的過ぎるでしょうか。
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