インフルエンザで会社を休んでしまった場合、
会社への挨拶やお詫びは
どのようにしたらいいのでしょうか?
仮病で休んだわけでもなく、
高熱でうなされた上に、
やっとの思いで出勤するのに、
そんなに気を使わなければならないものなのでしょうか?
休み明けに出社する時に、
気を付けるべきポイントを整理してみました。
インフルエンザの休み明けに会社での挨拶はどうする?
![インフルエンザの休み明け、挨拶、お詫び](https://ydcselect.net/wp-content/uploads/2017/10/611e77d4cedc58932093e7b94f48af6d.jpg)
インフルエンザは潜伏期間が長くて3日と言われます。
その後、発症してから治癒するまでには、
少なくとも1週間は必要です。
その間、土日が休みで、
特に祝日など全員が休みという日がないとすれば、
約5日(以上)は休むことになるでしょう。
この『5日間』があなたの会社や、
部署、またあなたの立場やポスト上、
どれくらいの重要度があるかがポイントです。
例えば、
「自分が一人でしなければいけないはずのプレゼンを
キャンセルしてしまった」
「大事な契約のために上司とおお客さんの所に行く予定だった」
など、自分の代わりがほぼいない状況だったとすれば、
これは、平謝りが必要でしょう。
しかし、
「自分の代わりに穴を埋めてくれる人がいた」
「1週間くらい延期しても問題のないミッションや進捗状況だった」
こんな場合は、きっと
『(体調不良は)誰にでもあることだから』
ということで寛容に許される雰囲気があるでしょうから、
本当に迷惑をかけたつながりの強い上司や同僚にのみ
直接お詫びの言葉を伝えるということで問題ないでしょう。
インフルエンザの休み明け、会社のお詫びの品は持参する?
休んだ理由が、「インフルエンザ」ですから、
これは、誰もがかかる可能性があるもので、
お詫びやお礼の言葉は必要でしょうが、
『お詫びの品』までは必要ないでしょう。
ただ、ここも押さえておくポイントがあります。
それは、
『予防接種は打っていたのか?』
『他に感染者がいないか』
『完治した状態なのか』
ということです。
- 予防接種は打っていたのか
やはり、休み明けにお詫びに行った時に
『予防接種を打っていたのか?』と聞かれることがあります。
(特に上司や自己管理を徹底しているプロ意識の高い人)
その際に、『はい、11月には打っていたのですが、
感染してしまいまして・・・』
と言えたなら、
「それでは、しかたなかったですね。
ツイてなかったですね。」
お気の毒様という同情してもらえる空気にもなります。
精神的に幾分楽になりますし、
心象も悪くはならないでしょう。
- 他に感染者はいなかったか
また、自分が休んだ後に、
デスクが近い人や至近距離で仕事をしていた人で
同じくインフルエンザにかかった人が
いないかどうかも大切です。
インフルエンザは、「2ⅿ 以内で飛沫感染する」というのが
医療界での常識です。
もしも、自分がくしゃみや咳をしていた事実があり、
周りもそれに気づいていた場合は、
口では言わなくても
『移しちゃったんじゃないですか?』
と思われていることでしょう。
場合によっては、
本人にも誠実に謝罪することは必要です。
そして、この人にはそっと
お詫びの菓子折りくらいは渡しても良いと思います。
余程、元の人間関係が悪く無い限りは、
『いやいや、私の不注意ですから、
お気になさらないで下さい』 となって、
その後も変わらず良好な関係で仕事ができるでしょう。
- 完治した状態か
最後に、休み明けに出社した時の状態が
『完治したのか、まだ、
あやしい咳がときどき出るのか・・』
という現状報告も重要です。
特に咳やくしゃみが出る場合は、
マスクをしながらでも、
『医者からは出社して良いと言われました』
と言えれば周囲にも安心感を与えられますし、
「今日からまた頑張ってね(取り返してね!)」
となるでしょう。
咳はしてるわ、マスクはしていないわ、
となれば、『悪いと思ってるのか!
懲りない奴だな!』と責められて心象も悪くなりかねません。
結論ですが、
結局、大事なことは、
自分が休んで周囲に肉体的に又は精神的に
余計な負担をかけて迷惑をかけてしまった分を
何を以って埋めるかということです。
その埋め合わせに必要な分は
上に書きました通り、
「お詫び+相手の心象+今後の仕事ぶり+(???)」
と言えるのではないでしょうか?
最後の(???)には何が入るでしょう?
答えは、『日頃の態度と信用』です。
「お詫び+相手の心象+今後の仕事ぶり+日頃の態度と信用」
これで、どうしても埋められそうになくて気まずい!と感じた分を
『お詫びの品』で埋めると考えましょう。
お詫びの品は余程の場合でなければ必要ないでしょう。
前例を作ると、どうしても他の人達も習わなければならないのか、
と無駄に神経を使わせてしまうことになります。
インフルエンザは迷惑を掛けることは間違いありませんが、
そのことで、他の人達も
『うがいや手洗いを気を付けよう』
『予防接種を受けよう!』
と結果としては会社に貢献できる面もあると思います。
落ち込まずに、気分一新、
これからはより元気に、
しっかり仕事で
お返しをして行きましょう!!
コメントを残す