今年の新入社員の皆さん、こんにちは。
入社してからの一年は、プライベートと仕事をどう分けて過ごすかということに苦労しますよね。
休日も仕事のことで頭がいっぱいになってしまうものです。
そんな中、上司や先輩から仕事の勉強は必要だからやるように言われることがあるかと思います。
また、覚えることが多すぎてやらざるえを得ない場合もありますよね。
今回は、仕事に関する勉強、会社で行う勉強会、時間外の勉強は残業として認められるのか書いてみました。
新入社員は仕事の勉強は絶対するの?
まず、新入社員は仕事の勉強は絶対にしなければならないのかということですが、正直これは職種によるという答えになってしまいます(笑)
それで、おそらくですがこの記事を読んでいるあなたは、新入社員ということもありそこまで難しい業務を任されているわけではないかと思いますので、それを前提に話していきます。
(死ぬほど任されていたらごめんなさい)
では、なぜ仕事の勉強は必要なのかとあなたが悩んでいる理由を3つ挙げてみますね。
- 将来難しい仕事を任されたときに対応するため。
- ほかの新入社員に遅れをとらないため。
- 先輩上司からの圧力
が挙げられるかなと思います。他にもたくさんあると思いますが、この3つをベースに話したいと思います。
ですが、一応それ以外にありましたらコメント欄までお願いします(笑)
さて、1.の将来難しい仕事を任されたときに対応するためということですが、やはり先輩の仕事を見ていると難しそうで不安になってしまいますよね。
他の社員の話している用語一つ一つがさっぱり理解できず、不安に駆られてしまいます。
「先輩たちのように仕事をしているところが想像できない。」
と考えてしまい、勉強するしかないと焦り始めます。けど、何から勉強すればいいのかわからない、と迷ってしまう。
一年しか違わないはずの先輩もバリバリ仕事をこなしており、心配になってしまいますよね。
しかし、これを解決する方法は勉強ではなく、ズバリ「慣れ」です。
これは一年が過ぎ、一年間の仕事のサイクルを理解し始める2年目からとなります。
一年目は何をするにしても誰かに聞かなければ動けず、ミスをしないよう注意するのが精一杯で、自分の頭で考えることはあまりないと思います。
しかし、二年目から自分の頭で考えて動けるようになるため、業務知識の吸収率が高まります。
そのため、一年上の先輩はバリバリ仕事をこなしているように見えるのです。
また2.の他の新入社員に後れを取らないということですが、そもそも世間の新社会人は、ほとんどがあなたと同じ状況で同じような悩みを抱えています。
あまり焦らずに今の心の状態と時間的余裕を考えて、できる範囲で対処していくべきです。みんな似たような悩みを抱えているうちに勉強なんてせずに一年過ごしてしまいますよ。
最後に、3.の先輩の圧力ですが、これは少し問題ですよね。
先輩から直接言われる圧力や無言の圧力など様々だと思いますが、勉強せざるを得ませんよね。
ただ、資格試験勉強への圧力ならどうしようもないのですが、仕事そのものの勉強ということでしたら、業務時間内でもできるかと思います。
- 仕事をしていてわからない点があればその場で聞くかメモして後でまとめて聞く。
- 自分がミスしたところはその反省店などをまとめておく。
- 同じ業務が何度も発生しそうなら、手順や注意点などをメモ書きしておく。
上記を業務時間内にやってしまえば、プライベートを勉強に使わずとも、周りからは仕事覚えが早く勤勉な新人として見られますよ。
そして判らない点や理解できなかった点は、遠慮なく先輩に、その場で聞きましょう。先輩が忙しそうなので後から聞こうなどと遠慮していると、
忘れてしまうからです。鉄は熱いうち打て!と言われるように、その時に聞くのが一番頭に入りやすいのです。
先輩もそんな「やる気のある後輩」になら、嫌な顔をせずに教えてくれるでしょう。
会社で仕事の勉強会があったらどうするか?
さて、上で書いたことはプライベートで勉強するべきかということですが、会社で時間外に勉強会があったらどうすればいいのかということについて書いていきます。
終業後の時間を使って、社長や役員が社員のための勉強会を開くという会社は多いと思います。強制か強制でないか、残業代は出るか出ないか、の違いはあるかと思いますが。
もしも、強制なうえに残業代も出ない勉強会だったら参加したくありませんよね。
そのような会の主催者に言いたいのですが、そのような勉強会は開催する必要はありません。
時間外や休日に開催される自主参加型の勉強会ならなおさら開催してはいけません。そんなもの社員のモチベーションが低下するだけです。
それに訴訟になり残業代未払い分を請求されても知りませんよ。
と言いたいところですが、現実的には勉強会の開催で効果を上げている会社もあります。
ですので、参加するかしないかは、周りに合わせるしかありません。
どうしても参加したくないなら、一度労働基準監督署に相談してみるのもありですよ。
ただ、自由参加でなおかつ主催者が一般社員(役員は招待されている体)とかで逃げられる可能性もあるので慎重に。
仕事の勉強は残業に入るのか?
強制または自主参加の勉強会は会社により残業になるということは分かりましたが、自分で仕事の勉強をする場合は残業になるのでしょうか。
この場合、もちろん業務と関係ない勉強や関係があっても取得を推進しているわけではない資格試験勉強は家に帰ってやりましょう。
ただ、どうしても仕事のレベルが高く、今の知識では到底こなせるレベルにはないという場合は、上司に自主的な学習のため残業してよいか伺いましょう。
許可が出れば、勉強をして残業代をもらっても構いませんが、許可が出ない場合は家に帰るしかありません。
実際、時間外の勉強に対しての残業代未払い分が請求されたという訴訟もあります。
ただ、会社によっては半強制的に社内で自主勉強をやらせて、残業代を支払わないなんてところもありまけどね。
まとめ
新入社員は仕事の勉強は絶対ではありませんが、仕事中に学べることはしっかり学び、次につなげるようにしましょう。
また、世の中のすべての社会人が通ってきた道でもありますので、焦らずに落ち着いて進みましょう。
社内の勉強会はおそらく半強制だと思いますが、どうしても参加したくなければ参加しなくてもいいと思います。
ただし、雰囲気的にどうしても参加しなくてはならない場合は我慢して参加した方が無難です。
仕事の自主勉強は、本来なら残業時間としてカウントされますが、そうでない会社が多いのが現状。
そこは割り切るしかありません。
いざというときには、労働基準監督署に相談するという手もありますのでご参考までに。
それでは。
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