公務員を退職した理由は?辞めるタイミングはいつにした?

公務員を退職して約2年経ちます。

今回は私が公務員を退職した理由を書いていきます。
この退職理由には本音の部分と上司や派遣社員の面接で伝えた建前の理由の2通りあります。

その辺の建前上の退職理由と辞めるときのタイミングについても書いていきます。

公務員を退職する理由の本音と建前とは?

公務員退職理由、辞めるタイミング

 

私が公務員を退職した理由は以前の記事でも書いていますが、今回改めて掘り下げたいと思います。

公務員に限らず、仕事をやめるときって本音の理由はなるべくオブラートに包んで、建前の理由を上司や転職先の面接で話すと思います。

まずは建前で私が上司に伝えた退職理由について書いていきます。

建前上の退職理由

私が上司に退職を告げるときに言った理由は、

  • 起業をしたい

ということでした。
実際のところ漠然とした思いはあったのですが、特にやることが決まっているわけではなく、上司からの追求を逃れたいという思いが強かったです。

起業をしたい、やりたいことがあるんだということを伝えれば、向こうも納得するしかありませんし。

同じように両親にもそのように退職理由を伝えました。

退職後の派遣の面接でも同じことを言ったのですが、このときには具体的にやるべきことを見据えていたので言いやすかったです。
公務員を退職して後悔した?その後の人生とブログについて!

周囲で公務員をやめた人の話を聞くと、建前の退職理由として、

  • 親の介護

というのが圧倒的に多いように感じます。

本音の退職理由

実際の退職した理由としては、

  • 残業代が出ない
  • 給料が低い
  • アナログすぎる
  • 期待した仕事内容ではなかった

という感じです。

残業代が出ない

これは財政の豊かな自治体以外はどこの公務員でも一緒だとは思います。

残業時間については、36(さぶろく)協定という縛りがありますが、これは月45時間まで、年360時間までの残業ならしてもいいという協定です。

公務員の場合もこれに準じていたのですが、まあ殆ど意味のない協定ですよね。むしろ害悪でしかない。
実際には月45時間以上の残業は当たり前のようにこなしていましたが、こうした協定のせいで申告ができません。

というよりも、所属部署の予算の都合状、月10時間までの残業しか認められませんでした。
正直これは悔しかったです。

給料が低い

給料が低い、これは残業代が出ないこととかぶってしまいます。
自分の働いた時間と労力に見合った給料が支払われないことは耐えられませんでした。

アナログすぎる

年齢が上になればなるほど、パソコンを使えない老人率が増えていきます。

それに、インターネットに対するセキュリティの恐怖が蔓延しており、自由な活動ができませんでした。
容量の大きいファイルを送るためには宅ファイル便なるものを使う必要があり、非常にやりにくかったです。

期待した仕事ではなかった

これが一番大きい理由です。

公務員が仕事をする上で大切なこととして、

  • 予算の範囲内で事業をすすめること
  • 前例の範囲内で事業をすすめること
  • 政治家の顔色をうかがうこと

などがあげられると思います。
とても自由度が少ない仕事だなと感じました。

自分の仕事が国や地域のためになっているという実感は感じられず、与えられた予算をどう使い、どう確保していくかということを真剣に考える仕事です。
前例や法律と照らし合わせて、一つのミスもなく進めなければいけない。

人々の利益のためというよりも、誰からも咎められないよう無難な仕事をしていくというイメージでしょうか。

正直、思っていた公務員となんか違うと感じました。

こうした理由で公務員を退職しました。
そのまま上司に伝えても良かったのですが、色々と熱く語られそうだったのでやめておきました。

公務員を辞めることを上司に伝えるタイミングはいつ?

以上のような理由で公務員を辞めましたが、辞めることを伝える時期としてベストなタイミングはいつだったのでしょう。

私自身は、12月末に退職理由と退職の意志を伝え、3月末で退職しました。

本来なら人事異動などの配置を考え始める10月、11月がベストなタイミングだったとは思います。
しかし、そんな早く伝えたら職場にいづらいです。むしろ、12月も早かったかなと思っています。

ただ、一つ退職の時期に後悔している点があります。

ボーナスを貰ってから辞めるべきだった。

公務員のボーナス(勤勉手当、期末手当)の基準日は6月1日ですが、5月に退職してもボーナスはもらえるんです。
これは、一般職の職員の給与に関する法律でも定められています。(国家公務員の法律ですが、その他自治体でも条例で定められています)

冬なら11月に退職してもボーナスはもらえます。もちろんその日数分減額はありますけど。

正直、このボーナスの出る時期に辞めるのが一番かしこい選択だったのかな、と感じます。

辞めた現在、私のやっていることは別のブログで書いています。
ブログでの収入、一番稼げる方法について!

公務員を退職した理由と辞める時期まとめ

公務員を退職した理由としては、

建前上:起業がしたい
本音:残業代が出ない、給料低い、アナログ、仕事内容が期待と違う

辞めるタイミングとしては、12月に告げて3月に退職しました。
ただ、本当なら、ボーナスの出る時期に辞めればよかったなと後悔しています。

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