公務員を退職して2年以上は経ちましたので、その後の生活について書いていきたいと思います。
公務員を辞めて後悔したのか。辞めてよかったのか。
その後の人生などについて。
とりあえず、このブログやその他色々なブログを書いて、ようやく生活できるようになりました。
私のプロフィールと公務員を辞めた理由について

まずプロフィール
当ブログを運営しているよしだと申します。
いきなり公務員の退職話をされても入ってきにくいと思いますので、簡単に経歴について書いていきますね。
まず、
私が公務員を退職した年齢は20代後半。2年間勤めたあとに辞めました。
それからまだ2年しか経っておらず、30歳にはなっていません。(元同僚に特定されたら嫌なので詳しい年齢は書きません)
職種は地方の技術職で土地に係る仕事をしていました。
一応新卒で入っていますが、年齢的には他の新卒よりはちょっと上です。
浪人やら留年やらで(笑)この辺についてはまた別途書いていきます。
今回この記事を書こうと思ったのは、私自身やめようと思ったときにめちゃくちゃ悩んだからです。
「公務員をやめるのはもったいない」
「忍耐が足りない」
「もっと一緒に仕事がしたい」
など三者三様の引き止め方をされて、辛かったのを覚えています。
周りに相談しても理解してくれる人ってほとんどいませんしね。
なので、今回そういう悩みを持った人に読んでもらって一つの判断材料にしていただきたいと思いました。
で、長くなりましたが、
公務員を辞めた理由について
細かいことを挙げるとキリがないので以下に箇条書き、
- 仕事がつまらない
- 給料が安い
- 起業がしたい
の3点としておきます。
1.仕事がつまらない
元々、公務員になった理由としては、「生活の安定」はもちろんのことですが、「仕事の内容」にも結構期待していました。
地方の技術職とは言え、地域の潤いを左右するような仕事、一般企業に勤めていたら出来ないような仕事に期待感がありました。
しかし、いざ仕事に就いてみると
- 限られた予算
- 前任から脈々と引き継がれるクソマニュアル
- やる気のない先輩方
正直1年目にして速攻辞めたくなりました。
石の上にも3年といいますが、そんなにいたらその環境にも慣れてしまうので、2年で辞める決断をしました。
2.給料が安い
これは若手の公務員はみんな口を揃えて言っていることですね。
大学時代の同期なんかは、民間企業でボーナスをたんまりともらっていましたが、公務員はそれと比べると給料はかなり安いです。
当時、公務員の諸先輩方が昔の給料事情について語ってくれたのですが、
「昔は関連企業から色々もらっていた」
「出張すれば多めに旅費がもらえた」
などここで書くともしかしたらまずいかな。
とにかく昔はお金の面では色々と優遇されていたようですね。
しかし現在は残業代すらほとんど出ません。
それに、大して仕事もしていないような先輩方が自分よりも高い給料をもらっているというのが許せない、という思いがありました。
もちろんやる気のある先輩のほうが多かったですけど、年齢が古くなればなるほどテクノロジーから取り残されたような老人が目立っていました。
3.起業がしたい
これについては具体的にどうしたいというのは全く決まっていませんでした。
ただ、「仕事がつまらない」「給料が安い」という退職理由の上に、「公務員という職歴」だけだと転職に苦労するということははっきりと分かっていました。
起業してしまえばそれは関係ないので、ただ漠然と「起業がしてみたい」と考えていただけです。
退職する際に「起業する」と言っておけば、引き止める人も少なくなりますしね。
公務員を退職して後悔したことはあるのか?
さて、行き当たりばったりで公務員を退職してしまいましたが、そのあと後悔していることについて書いていきます。
1.起業は思ったよりも大変だった
前述の通り、起業のアイデアなどまったくなかったので、とりあえず色々なネットビジネスに手を出しました。
まずネットオークションやAmazonなどの転売、輸入ビジネスをやりました。
利益は意外と簡単に出たのですが、商品の回転率や在庫がきつくなり、いわゆるキャッシュフローに困ったので一時中断しました。
元手となる資金が十分ない場合、転売のような単純な作業とはいえかなり計画を詰めてやらないといけない、ということを身をもって経験しました。
その後、元手の掛からないブログアフィリエイトに手を出すことになります。
辞めた現在、私の収入については別のブログで書いています。
➤ブログでの収入、一番稼げる方法について!
2.貯金が尽きた
私が社会に出て稼いでいた期間は、2年間の公務員時代しかありませんでしたので、貯金は恐ろしく少ないものでした。
まず転売ですぐに貯金が尽きました。
もちろん徐々に在庫がはけていき、最終的な利益は残ったのですが、生活資金はありませんでした。
どうやっても生活できないので、派遣社員として工場で働くことになります。
起業どころではありませんでした(笑)
他にも治験に参加したり、アルバイトしたりしていました。
➤治験バイト体験談ブログ!後遺症や副作用、危険はあったのか?
3.社会的信用の低下
公務員のときは全く自覚はしていなかったのですが、意外と公務員というのは社会的な地位はあったようです。
常にバッシングの標的とは言え、日常いろんな場での発言力や信用力はかなりのものです。
クレジットカードの申込用紙に「無職」と書くのは精神的にきついものがありました。
まあ、すぐに「無職」→「派遣社員」になりましたけど(笑)
4.結局後悔はあったのか
以上のように、その後の生活面や仕事、人生について少し行き詰まってしまいました。
それが公務員を退職したことの後悔といえば後悔でしょう。
辞めて2,3ヶ月はめちゃくちゃ後悔しました。
とはいえ、2年経った現在は後悔という感情はまったくありません。
公務員を辞めてよかったことは?
公務員を辞めた後悔は2,3ヶ月はかなりあったのですが、結局辞めて良かった、成功したと思うことのほうが多かったです。
1.起業について本気で考えることになった
転売で失敗後、本気でお金を稼がないといけなくなりました。
転売以外のネットビジネス、いわゆる「アフィリエイト」に本格的に取り組み始めました。
2.人間関係を自分で選べるようになった
公務員以外でもそうですが、職場での人間関係は選べません。
苦手な人、嫌いな人とうまく付き合っていかなくてはいけません。
しかし、一つの職にこだわらなければ、人間関係は自由に選べます。
3.ストレスが全くなくなった
公務員の仕事はストレスの溜まるものが多かったです。
しかも退職後、2,3ヶ月はストレスや不安による過呼吸、パニック発作がひどく眠れなくなりました。
しかし自身のやるべきこと、やりたいことがしっかりと定まってからはストレスを感じることが全くなくなりました。
もちろん仕事の体力的な疲れははありましたが。
公務員時代は仕事の性質上、どちらかと言うと受け身にならなくてはいけない場面が多かったように思います。
しかし、いまは全て自分で考えて動けるのでイキイキとした生活が出来ています。
4.結局公務員は辞めてよかった
公務員を辞めたあと、はじめのうちは後悔するかもしれません。
しかし、現在辞めたい理由があるのなら辞めるべきです。
自分のこれからの行動次第ですが、きっと辞めてよかったと思える日が来ることと思います。
公務員退職してその後の人生とブログについて!
公務員を辞めてその後の人生ですが、かなり充実したものとなっています。
上で書いたように「アフィリエイト」に取り組み始めて、それなりに生活できるようになりました。
まだまだ目標には届きませんが。
このブログについてもアフィリエイト収入により運営しています。
他にもジャンル特化型のサイトを運営し、ようやく順調に回りだしたという感じです。
➤現在はブログの外注化なども取り組んでいます。
(2017年10月現在)
今後、私はどこかに就職することは二度とないでしょう。
組織に所属するということが嫌いですし、受け身で仕事をしたり、他人の顔色を伺ったりすることも嫌いです。
こうやって家で一人で仕事をしている方が、どうやら私の性には合っているようです。
ここまでお読みいただきありがとうございました。それでは。
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