うつ病歴は転職に不利?うつ病での休職は転職先にばれる?

近年、日本人を悩ませている精神的な病気「うつ病」。
日々の仕事や家事、育児、人間関係などでストレスや悩みが膨らんで自分では解決できずに、考えこんでしまう。

今回は、うつ病歴が転職先にバレるかどうか、またうつ病歴は転職に不利かどうかについて書いていきます。

うつ病歴は転職に不利なの?

うつ病歴、転職不利、うつ病休職バレる

まずは、うつ病が転職に与える影響や、気を付けるべき点をご紹介します。

うつ病を経験した人が転職する際には、圧倒的に不利になることが多いのが現状です。

なぜかというと、うつ病は再発することが多く、発症してしまった場合、会社側が傷病手当金や損害賠償金などを出さなくてはいけないケースがあるからです。

しかも、労働力の損失になりますので新たな人材を確保するといった手間も出てきます。

つまり、会社側としては、心身の健康に問題のない人を優先して採用するでしょう。

基本的には自分がうつ病であることは、伏せておきます。
しかし、もし面接のときに「前職を辞めた理由」などを聞かれたときは、虚偽はNGですが、うつ病であったことを言う義務もありません。

うつ病が完治しているのであれば、いちいち治った病気についてまで言う必要はありませんよね。

ですので退職理由としては、「病気休職」や「そこでは、限界を感じ、スキルアップをしたかったので・・・」など虚偽ではなく、一部事実も反映しているような答え方をしましょう。

ただし、ネガティブなことだけではなく、その企業への志望動機に繋がる前向きなことも添えて言いましょう。

面接等の際は、差しさわりのない言い方や、上手な対処法は決めておくといいかもしれません。

うつ病で休職していたことは転職先にばれるの?

ばれる可能性としては、

  1. 前職で休職中に傷病手当金を受けており、健康保険の履歴に残る
  2. 源泉徴収票を提出する
  3. 新たな職場と前職とで、共通の出入り業者がいてその人から情報が漏洩するなどが考えられます。

①は、守秘義務があり、転職先からの照会は受けられないので、ここから漏れることはないです。

いちばんバレやすいのが②です。
源泉徴収票を提出した際に、休職中は給与が少ない月がありますので、疑問視されることもあるでしょう。

③もまれなケースではありますが、意外に漏れてしまうこともあります。

②や③によって最悪の場合、退職を迫られたり、内定を取り消されたりすることもありますが、悪質な内容の虚偽でなければ、その可能性は低いでしょう。

一番避けたいのは、途中でバレることなので、状況にもよりますが最初からすべてをオープンにするというのもアリかもしれません。
しかし、その場合は受け入れてくれるという保証はありませんので、慎重に話しをするようにしましょう。

うつ病歴は転職に不利か、ばれるかまとめ

今や現代病といえるほど、珍しくない病気となった「うつ病」。

一度発症してしまうと、再発してしまう恐れもあり、治療もつらくなってしまいますね。
うつ病は状況を変えない限り、よくはなりません。

ですので復職というより転職を考えた方がいいでしょう。
しかし、企業側の思いと転職者の思いは真逆に働くこともしばしば・・・時間はかかるかもしれませんが、そういう病気を発症した人でも受け入れ体制の整っている会社を探すことが、転職成功の第一歩ではないでしょうか?

それに、うつ病自体完治しているのであれば、治っている病気についてわざわざ話す必要もありません。
隠すということではなく、話す必要が無いのです。(もしも、うつ病歴について面接で聞かれた)

今は、インターネットでいろいろな転職サイトがあって、担当者がついてくれる転職エージェントやDODAなどもあります。

そういうサイトを頼ったり、かかりつけの担当医師に相談するなどして、自分に合った転職先を見つけ、明るい未来を切り開いていきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。