あのいやなツーンとくるアンモニアの混じった臭い。
消えて欲しいトイレの臭いはいったいどこからくるのでしょうか。
便器?床?壁?ほかには?
水洗トイレだからあらゆるものは水で流してしまうので、臭うようなものは何も残っていないはずなんだけど・・・どうしてでしょうね。
じっくり考えてみましょう。
トイレが臭いの原因になる場所って?
昔の落とし込みスタイルのトイレや、和式の汲み取りタイプのトイレだったら、臭気をタンクの外に送り出す換気扇のモーターが故障して回らなくなったために臭いが発生することも考えられます。
しかし現代では、昔のトイレと違って、ほとんどの家庭が水洗トイレになっているので、トイレの臭いなんて発生しないのが当たり前になっているはずです。
でも、トイレが臭うことがあるんですよね。
トイレの中の配置を見てみましょう。
- トイレですから第一番は便器があります。
- 次にお手洗いの水槽があります。
- そのほかに考えられるのは、化粧室と同じ空間にある洗面台などですね。
他にあります?
一つずつチェックしてみましょう。
1.便器は?
便器は使用後に水を流し、新しい水がためられていますのから、これが臭うことはないですよね。
2.次に手洗い用の水槽?
日ごろ使っているトイレでしたら、この水が腐って臭うことは考えられませんよね。
3.化粧室の洗面台?
洗面台の見える部分の表面では、ここも考えられません。
では一体どこからあのいやなトイレの臭いは発生するのでしょうか。
トイレの臭いの発生源は結局どこから?
もう一度、今あげたそれぞれの場所を振り返ってみましょう。
便器には蓋(ふた)があります。あの蓋の裏は?
この蓋の裏をよーく調べてみると、一番上の蓋の裏側、黄色くなって湿り気がありませんか?
これは臭いの原因になりそうですね。
それから、水槽はどう考えても臭いの場所にはならないでしょう。
では、洗面台はと、みてもあのいやな臭いがあるとはあまり考えられません。
ということは、便器の蓋だけ?
改めてもう一回よ~くトイレを見てみてください。
床や壁までも見てみてください。
ありました。床のタイルの目地の色、少し黄みがかっていませんか?
トイレの嫌な臭いが発生するであろうと思われる場所がだいぶ絞れてきました。
トイレのにおいの発生源!壁・床・便器について!
1.便器の蓋の裏
ここは男性の小便のときの飛沫が入り込んでしまったりします。
子供が小さいと的が定まらずに、持ち上げてある便器の蓋の裏にかかってしまったり、
大人なの場合でも元気が良すぎると飛び出したります。
そこの掃除が行き届かないと、アンモニアに変化してにおいのもとになります。
2.床のタイルと壁
蓋の裏に尿がかかってしまうのと同様に、便器の手前に漏らしたり、
元気が良すぎて便器を通り越して先のほうまで飛んでしまったりします。
残念ながら先のほうに飛ぶということは、男性の口から掃除をする立場の人には伝えることはほとんどないでしょう。
ですから、便器の先の裏側の床は掃除をする人にとっては穴場になってしまいます。
そんなわけで同じように壁にも結構小便の飛沫は飛んでいるのです。
これでトイレの臭いの発生する場所は特定できました。
これらの特定した場所をていねいに掃除することで問題解決することになります。
トイレの臭いの発生源はどこから?壁床、便器のまとめ
トイレの臭いの発生する場所が見つかれば、あとは原因になるものを除去することだけです。
市販のクエン酸5㏄と水200mlを混合してスプレーします。約5分後、しっかり絞ったタオルでていねいに拭き取ります。
これで完了です。
これで快適なトイレ生活を送ってくださいね。
コメントを残す