公務員の副業、作家活動や同人活動って大丈夫?

公務員は法律でも副業が禁止されており、
全面的に副業は出来ないものというイメージがありますよね。

ですが、公務員の副業でも認められるものと、そうでないものがあります。

今回は、公務員の副業として、作家活動や同人活動が大丈夫なのか。
また、イラストレーターなどの仕事も大丈夫なのか?

書いていきます。

公務員の副業で許可されているものとは?

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公務員の副業として許可されているものは、例えば、

  • 不動産投資
  • 農作業などの農林水産業
  • 消防団員など

等が挙げられます。
これらは任命権者の許可があれば認められるというものになります。

他にも

  • 株やFX、投資信託などの資産運用

は許可なく出来ます。

任命権者の許可さえあれば、例外的に副業が認められるものもあるのです。

公務員の副業として作家活動はどうなの?

例えば、公務員をしながら、小説を書き、小を受賞してしまった場合、

これは、賞金を受け取ることは出来ます。

賞金は一時的なものですし、副業ではなく、副収入と言ったレベルのものでしょう。

ただ、これがベストセラーなんかにでもなり、
継続的に執筆の依頼が来るとなれば、副業と言えるレベルでしょう。

これが業務に支障が出るレベルの執筆活動となれば、
認められないレベルの副業となります。

認められるかどうかの基準は、
任命権者の許可が出るか出ないか、によります。

もしも、任命権者から許可が出なければ、その作家活動は副業として認められません。
もしも許可が出れば副業として認められます。

公務員として勤務しながらも作家として活動している人は何人かいますし、
そうした事例がある分、認められやすくはあるでしょう。

では、公務員と同人活動の兼業は?

ここで言う同人活動とは、
毎年2回コミケなどに出展する同人誌の出版のことです。

これは、ほとんど趣味のレベルと言ってもいいので、
副業としては問題ないといえます。

ただ、これも収入がでかくなりすぎると問題ですし、
執筆作業のせいで、職務専念の義務に支障をきたすようであれば、問題です。

イラストレーターの活動は?

イラストレーターの活動としては、

雑誌の出版社などから単発で仕事を受けたり、
自分で営業して顧客を確保したりなど色々な方法がありますよね。

このイラストレーターについても、上で書いた同人活動と同じく、
趣味のレベルかそうでないかによります。

継続的に出版社から仕事を受けるようでは、副業になります。
自分で事務所を開いて営業するようでは、完璧にアウトでしょう。

ただ、たまに賞に応募して受賞したりなんかだと認められる場合もあります。

結局は、任命権者の許可が降りるか降りないかによる

結局は公務員の副業は任命権者の許可が降りるのか、
降りないのか、によります。

作家活動をしながら公務員をやっている人も多数いるので、
そういった面では、作家活動は副業として許可は降りやすいのでしょう。

ただ、同人活動やイラストレーターの活動は私が知る範囲では、聞きません。

ですので、許可が降りるかどうかというのは、一か八かということになるでしょう。

上で書いたように、趣味のレベルであれば、許可は降りるでしょうし、
そうでないなら、許可は出ないかもしれません。

何にせよ、一度上司に相談してから、その活動で収入を得たほうが良さそうです。

公務員の副業で作家、同人活動は許可されるのかまとめ

公務員の副業としては、作家活動は認められやすいでしょう。

同人活動やイラストレーターは事例が多くないので、よく分かりません。

一度、上司に相談してみて、
どの範囲なら、OKでどの範囲ならNGか、というのを聞いておきましょう。

また、この許可が降りるか降りないか、と言うのは、度の人の評価も関わってくるかもしれません。

普段からしっかりと仕事しているのなら、大目に見ようという上司もいるでしょうし、
また、自治体によっても厳しいところは厳しいでしょう。

昨今では、公務員の副業は解禁の流れに向かっていますが、
まだまだ、現状解禁には程遠いかと思われます。

公務員の副業解禁はいつから?副業の今後とは?

事前にしっかりと確認してこれらの活動を行うようにしましょう。

それでは。

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