自分の就職活動なのに、親から反対される。
色々と意見を言われる、ということはよくあることです。
なぜ親は子どもの就活に意見するのでしょうか?
反対されたらどうすれば良いのでしょうか?
これらについて書いていきます。
大学生の就職活動は本人次第?
まず、自分の就職に意見されるというのは、大学生に多く見られるようです。
今まで大事に育ててきた子供が独り立ちをするための関門が就職活動ですしね。
高校からならほぼツテや高校と企業とのつながりで決まりやすいですよね。
ですが大学時の就職活動はそうはいきません。
高校の就職活動の場合
高校は今やほぼ“義務”化と言ってもいいくらいでしょう。
ほぼ“義務”教育の範囲内ですので高校の名前を上げるためでもありますし、
またかわいい生徒でもあるでしょうし先生は親身になって就職先を探してくれるのではないでしょうか。
大学の就職活動の場合
大学は違います。“義務”ではないです。個人の責任で動かなければなりません。
授業に出ようがさぼろうが、単位を取ろうが落とそうか。
それは個人次第です。
一般の大学なら普通に授業に出て普通に試験をして普通に論文を書けば卒業できます。
それをするかしないかは“本人“次第なのです。
就活も同じことが言えます。
本気で就職をしたいなら
大学には就職のサポートを主な業務とした部門があるはずです。
ですのでそこに相談に行くべきでしょう。
高校もそうでしたが大学にも幅広く情報やツテがあります。
なぜなら今までの卒業生の情報をしっかりと活用して在学生の就職を斡旋することがありますので。
またプロですので履歴書や面接時の服装や話し方などの細かいところまで相談にのってくれます。
これはあくまでも『相談に行けば』です。
大学は何度も言いますが“本人”次第です。
学生は高校の様に一学年100人程度では済まないので大学側も一人ひとりにまで面倒はみてられません。
大学生は“本人”自身が動かないといけないのです。
子どもの就職に親が意見をしてくるのはなぜ?
大学生の就活は本人次第。
ですが親はそうはいきません。
だって目の前にその子がいるのですから。
その子を20年ちょっと面倒を見てきましたからめちゃめちゃ気になるのです。
言い換えればめちゃめちゃ心配なのです。
就職はこれから独り立ちして“自分”の力で生活をしていくために必要事項です。
今まで面倒をみていた子供が
ちゃんと“自分”だけでご飯が食べられるか、
上司や同僚になじめるかなど心配なのです。
就職が小・中・高の延長線上にあるからそう思ってしまうのです。
私の場合、
いい意味で捉えると親から“信頼”があったのでしょう。
就活に関しては何も言われませんでした。
完全に放置でした。
親に余裕がなかったのも事実ですが。
完全に私を放置した親には少し問題はあるかもしれません(笑)
が過度に干渉するのもどうかと思います。
早い話が【子離れ】出来ていないのでしょう。
その干渉が子供にどういう影響を及ぼすか考えていない証拠です。
親からすればその子の容姿や性格にあまり影響なく「かわいい」ものです。
だからこそ雷を落としても一緒にいるのです。
近頃の親はその子がまだ「かわいい」
と呼べる範囲でその子に対する認識が止まっているのでしょう。
だから過度に干渉するのです。
親がいつまでも生きていて子供の面倒をその子が死ぬまで見られるのなら「勝手にどうぞ」です。
ですがそうはいきません。
親が死んだら子供はどうやって生きるのかを教えるのが【親の務め】だと考えます。
ひとつ言えるのは、
親は子供よりも先に就職した“先輩”であり、
家族を養うために少なくとも20数年は社会で頑張ってきた人です。
だからこそアドバイスができることがあると感じているからこそ口を出しているのです。
内定した就職先に親が反対してきたらどう説得したらいいの?
「内定おめでとう!」となるのが一番の親孝行です。
でも折角内定したのに喜んでくれない。
残念ですね。
理由としてはそこの会社は
「業績が悪い」
「社員がころころ替わっている」
などの悪い情報を持っているからかもしれません。
あるいは前述した【子離れ】が問題かもしれません。
これなら厄介です。
どこに就職してもケチをつけてくるのは確定です。
【子離れ】ではなく【癒着】ですね。
まずは「親とあなたが別の人格である」と、
「私は一人前の人間として成長しましたよ。」
というのを分かってもらわないと駄目です。
それには普段からの行動から変えていきましょう。
- 朝は自分で起きてご飯は自分で用意する、
- 昼ご飯や友達との交遊費、
- 携帯代は自分のバイト代から出す
などです。
このような大人なら当たり前のことが出来ていないから
親からしたら【心配】なのです。
普段の生活を改めたうえで、
自分が内定した企業はどういう会社で
給料や勤務時間、就業場所などを丁寧にかつ熱っぽく(ここ大事)説明をしてください。
“自分”がなぜその企業で働きたいのか
将来はその企業でどうしたいのか
をしっかりと話しましょう。
そうすればきっと理解してくれます。
子供の成長を感じることができれば
親はきっとある程度の企業であれば納得してくれます。
ただ本当に怪しい後ろめたいことがある企業なら
無理なのでそこはあなたが考え直してくださいね。
大事なのは普段の“あなた”
つまり【本人】次第であると肝に銘じてください。
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